15日に熊本・えがお健康スタジアムで行われる「リポビタンDチャレンジカップ2023」オールブラックスXV戦に出場するラグビー日本代表メンバーが発表された。NO8姫野和樹は先発出場、坂手淳史とともに共同キャプテンを務める。13日、オンラインで取材に応じた。
NO8姫野和樹
――HO坂手選手と共同キャプテンですが日本代表では初キャプテンです
すごく光栄に思います。やっぱり歴史あるブレイブブロッサムズのキャプテンやらせてもらうことを、素直に嬉しいし誇りに思います。
――姫野主将がパッションを出すようにと選手に言っているようですが……
今週、自分がキャプテンをやっていく中で大事にしたいのは情熱、パッションで、そこが重要になる。チームのエナジーをチーム全員で作っていくということにすごくフォーカスして、試合になったときにしっかり自分のパッションをグラウンドで表現していこうと話をした。そのことは自分で大事にしていることで、パッションを出すことが重要だと思って伝えて、そこにフォーカスして1週間過ごしてきた。
――キャプテンとして大事にしていることは?
僕は自分のリーダーシップは、情熱を燃やして、愛情を注ぐというのが自分のリーダーシップで、シンプルですが、すごく大事にしていることです。その中で失敗することもあると思いますが、失敗してもすぐに立ち上がることを意識してやっていきたい。それはトヨタ1年目からキャプテンをやっていますが、それは自分の中でとても大切にしていることです。
――この前の試合でどういう反省があって、どうパッションを出そうとしている?
自分たちのエナジーが後半下がってきたところが自分たちの課題でもあるので、自分たちのコネクション、チームが個人にならないように自分の中のパッション、情熱を見せて鼓舞する、ガッツポーズをしたり、チームを盛り上げることが見られなかったので、チームとして暑い中ですが、情熱、エネルギーを燃やすことを80分やっていくことができなかったことが、(この前の試合で)80分通して一貫性あるプレーができなかった要因だったと思います。