18日、ラグビー日本代表は国内での練習を終了。ワールドカップスコッドに選ばれた選手が報道陣の取材に応じた。SO小倉順平(横浜キャノンイーグルス)は、2017年以来の代表に参加。一度はジェイミージャパンから落とされたが、そこからサンウルブズ、そして横浜キャノンイーグルスを経て、再評価され33名の枠を勝ち取った経緯を聞いた。
――スコッドに選ばれた気持ち
選ばれたという現実があるので、そこは責任を持って役割を果たしたいという気持ちです。
――もう少しプレー時間は欲しかった?
そこはコーチたちの仕事なんで。できることは練習でいまチームから任されていることをやるということにフォーカスしてやっています。
――SOとFBの比重は?
全然、SOですね。2割8割で8割がSOですね。もっと少ないかもしれないですけど。特に説明されていないです。SO・FB兼用ということで、練習はSOが多いという感じです。
――ジャパンが求めるSOの面白さ、難しさは?
とにかくスキルが必要なのと、どこにスペースがあるのかというのをどれだけ早く探せるか。1回逃してしまうとスペースが埋まってしまうので、世界レベルの相手に対して、みんなで早い判断をして早くボールを運ぶということをすごく考えています。
――試合に出る時、どういう部分を意識しているのか
これまでの試合、カードが出たりイレギュラーな部分がちょいちょいあるので、そうなったときにチームをどう導けるかというのがすごく大事になってくると思っています。今は(流)大とか、姫野(和樹)くんとかが流れを変えていると思うんですけど、自分がピッチに入ったら、そういう状況になったとしても、自分たちの力を発揮できるような流し方をしたいなと思っています。