6月29日、ラグビー日本代表は千葉県浦安市で行っていた合宿を予定より1日早めて終了した。最終日に藤井雄一郎ナショナルチームディレクターが3週間の合宿を振り返った。
「リーグワンからレベル上げることを目標にして、その部分は成果が出ているんじゃないかな。」
初日からかなり厳しい(内容だったが)ケガ人が少し出たが戻ってきて、この3週間良かった。タックル練習をやって、ディフェンスで成果が出ている場面が多く見られる。疲れが取れたらいい試合するんじゃないかな。
――ジョン・ドネヒュースポットコーチの下、厳しいコンバットトレーニングを行った
僕も長い間見ているが、この2週間はかなり過酷だったんじゃないか。あの練習をすべてこなした選手としていない選手ではグラウンドの中でも少し違っているので、乗り越えた選手は結構、成長できているんじゃないかな。
――戦術面ではどんな練習を
合宿が始まる前からブレイクダウン、コリジョンのところを(練習していた)。長い間代表でプレーできていなかったので、リーグワンからレベル上げることを目標にして、その部分は成果が出ているんじゃないかな。
――宮崎合宿ではどういうコーチングをしていきたい?
(浦安合宿で)土台がしっかりできたと思うので、戦術とか戦略を組み込んで、ピッチに立っている15人が、それをグラウンドで体現できるようにコーチングしていきたい。