15日、ラグビー日本代表はラグビーワールドカップ2023・フランス大会のスコッド30名が発表された。ジェイミー・ジョセフHCは、セレクションポリシーとしては「複数ポジションがカバーできること」を重要視したと話した。

今回BKは15名で確定。2019年を経験したFB山中亮平（コベルコ神戸スティーラーズ）はセレクションから外れた。今回まだ決定していない3名はFWの3名であるとする。アマト・ファカタヴァ、ワーナー・ディアンズ、ピーター・ラブスカフニ、ヘルウヴェら怪我の状況を見ながら最終決断を行うという。ジェイミー・ジョセフHCの会見を余すことなく再翻訳したレポートをお届けする。

ラグビー日本代表　ジェイミー・ジョセフHC

ジェイミー・ジョセフHC

ここにいることができて光栄ですし、皆さんのサポートに本当に感謝しています。最初に、代表選手の名前を挙げる前に、いくつか言っておきたいことがあります。

まずは、この2、3ヶ月間、ワールドカップに出場する最終選考メンバーの準備のために、トレーニンググループのメンバーや、多くのハードワークをこなしてくれた選手たちに感謝したい。彼らの献身、貢献は間違いなくチームの姿勢と努力にもつながっている。私たちは今日ここにいることができなかっただろう。

コーチ陣もそうだし、チーム自体もそうです。私たちは2023年ワールドカップに向けた大きな挑戦を理解している。私たちの戦い方は2019年とは少し違う。パンデミックを経験し、1年間ラグビーができなかった。限られた試合しかできなかった。そしてここ2シーズンは急激に、ティア1マッチをたくさん行い、我々の問題やプログラムを一気に加速させようとした。

ジョセフHCと土田雅人会長

土田（雅人・日本ラグビーフットボール協会会長）さんがおっしゃったように、このところ厳しい結果が続いていました。レッドカードも何枚かあった。それはチームとして本当に影響があった。何人かの選手に大きなケガを負わせたこともチームに影響を与えたが、そのおかげで私たちは成長できた。ワールドカップでは厳しい戦いになるだろうから、素晴らしい準備ができたと思う。