23日、ラグビー日本代表36名と代表候補10名が発表された。リーグワン・クボタスピアーズ船橋東京ベイに所属するWTB木田晴斗は、今シーズン14試合に出場し、16トライ。「ベストラインブレイカー」と「ベスト15」に選出された。シーズン途中に、トニー・ブラウンコーチともコミュニケーションし、代表入りを強く意識。「代表で求められていることができればチームの勝利にも貢献できる」と話し、見事有言実行を果たした。
――日本代表入りした受け止めは
選ばれたときの気持ちとしては、今季の目標でしたし結果が出て嬉しかった。ただ、スタート地点ですし、ここから勝負だなと思います。(代表入りを)正式に知ったのは昨日くらいです。メディカルチェックのときに言われた感じです。
――(W杯という)夢に近づきました
スタート地点なので、まだ目標を達成したわけではない。こういうメンバーに選ばれたことは光栄なことですが、ここから再スタートしたい。
――日本代表をいつ頃から目標にしていた?
もともと高校から海外でプレーできる選手になりたいと言っていて、日本代表よりは、もう一段階上のところを口に言うようにしていて、ただやっぱり大学生のときに日本でワールドカップが行われて大学の友だちとかと見ていましたが、松島選手や両WTBが活躍しているのを見て日本代表としてW杯に出たいという気持ちが強まりました。
――SRに惹かれていた?
ずっとそうでした。中学生くらいの頃からです。
――19年のW杯で日本代表で活躍したいと思うようになった?
はい。
――1年前、W杯への意欲を持ち続けていた?
リーグワンでも結果残せず、(根塚)洸雅さんとかが(代表に)選ばれて行っていて、正直悔しさもあったが、まだ1年あると思っていた。来年やここで選ばれていないときついと思うときもあったが、プレシーズンが始まるときにはまだいけるな、今季活躍すればメンバーに絡んでいけると信じてやっていました。