先週のイングランド戦に続き11番で先発出場したWTB根塚洸雅(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)は、JAPANXVとしてマオリオールブラックスと対戦した試合でも後半終了間際にトライを決めた。トライだけでなく、ラックサイドの後ろからボールを貰ったり、WTBというポジションに固執しない運動量でスペースをつくランで存在感を見せた。
WTB根塚洸雅
「超速ラグビー」というからには仕事量というのは求められると自分自身思っています。自分のアジリティをもっと成長させて仕事ができたらもう一つ自分も成長できるかな思って練習でも取り組んでいます。
エディーさんが今週の練習で「ゴールデンエフォート」という、1回仕事が終わったあとの次の仕事に行くまでのスピードについて言ってはったんで、しんどい中でも、ちょっとでも頑張ろうという気持ちで今日は試合に入れました。
この体で代表戦を戦う中で仕事量がないとやっぱりアジリティだけでは勝負できないと思っているんでそこは泥臭くちょっとでも動いて相手が嫌がる動きができればいいかなと思っています。
――チームとして今日の試合で遂行力に課題ができました
先週も今日もやっぱりやっていて思ったのは、22mに入ってから取り急いでいるというか、僕的にはいつもラインが浅くなっていて、もう一つ溜めて相手に来させてパスするだけでスペースが使えるのにと思っています。それを呼び込めていない自分も悪いかなと思いますし、もっと練習で自分たちBKとかがもっと言っていって、少しでもトライ取れ始めたら本当に流れも変わってくると思うんで練習で突き詰めていきたいですね。