「リポビタンDチャレンジカップ2025」ウェールズ代表とのテストマッチ第1戦に勝利したラグビー日本代表でSHを務めた藤原忍(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)がオンライン取材に応じ、2年目となるエディージャパンについて、さらに激闘を終えたあとのチームの様子や自身の疲労について話をした。
SH藤原忍

藤原忍
(第1戦を終えて)ディフェンスの部分で課題があったので、今週はそこを修正しながらやっています。(逆転につながった後半のアタックについては)前半セットプレーの部分でラインアウトからのターンオーバーが7~8回あった。それではだめなので、セットプレーでしっかりフェイズを重ねて後半、その部分が修正できたから、敵陣に入って得点に繋がる部分があったので、そこは引続きやっていきたいと思いますし、セットプレーの大事さというのは全員で共有しながらやってきました。

(勝利したことで反響は?)ありました。いっぱい連絡ありました。だけど、次もう一回あるんで、もう一回勝ちにいきたいと思っています。相手はハイボールのところでリズムをつ売ってきたんで、そこをしっかりキャッチすれば、自分たちのアタックシステムがあるので、そこをやるのとラインアウトからのミスがほぼだったのでそこを修正していきたい。
(齋藤直人選手が合流して)先週の試合ではウォーターやってくれていたんですけど、試合中でもここがチャンスだとか、いろいろとアドバイスくれてましたし、練習でもプレーが止まった時に意見を交じ合わせながらいい感じでやりあえています。

フランスから帰国、すぐにチームに合流した齋藤直人
(齋藤選手から学んだこと)一番学ばないといけないなと思ったのが、FWとの連携もすごく大事ですけど、この前の試合ではディフェンスのところでバックスリーとの連携がSHとしてうまく出来ていなかったんですが、そういう状況の中でバックスリーのリーダーを呼んでミーティングしたりとか、そういう細かいところをすり合わせるといったことを彼から発信してもらいました。そういうところは本当に大事になってくるなあと思っています。

今週末も同じ相手なので、やっぱり裏(のスペースへ)蹴られたりとかして、ちょっと危ないところがあったんですけど、そういったところはSHがペルプできるんじゃないかとか、バックスリーとコミュニケーションして実際にどういう動きをしたら助かるのか、とか
どういう声がけをしたらいいのか、そういう小さい細かなところなんですけどミーティングでやりました。

(エディージャパン2年目について)本当にやることが明確になっています。チームとして、何分、何分で、こうやっていこうとか、もちろん都度課題が見つかるんですけど、やることが明確な分、自信になっていますね。実際にウェールズにも先週勝ったので、選手としてもそれが一番自信になったんじゃないかなと思います。やることはシンプルですし、明確になりましたね。
(勝利した夜は?)齋藤直人選手とかもすごく喜んでいましたし、「お前より代表の期間長いけど、ティア1に勝つのお前に抜かされたわあ」とめっちゃ叫んでいました。

(暑さでの第1戦、疲労は?)本当に最後まで集中を切らさずにやろうと思っていました。暑さはすごかったんですけおd,僕いつもリーグワンとか長いアンダー(シャツ)着ているんでそこまで感じはなかったですけど、体の疲労はすごくありました。何回か足がつりそうな感じもありましたし、肩も痛かったですし、体もダメージはありました。

体重は僕もびっくりしたんですけど、しんどくて水をいっぱい飲んだと思うんで、そこまで体重は変わってなかったですね。ただ、次の日3キロ減っていました。次の日、おきたときが一番きつかったですね。