28日、ラグビー日本代表は「リポビタンDチャレンジカップ・パシフィックネーションズシリーズ」トンガ代表戦のキャプテンズラン(前日練習)を行った。練習には、女子15人制日本代表を指揮するレスリー・マッケンジーヘッドコーチの姿も見られた。
練習を終え、テストマッチ初先発となる長田智希、怪我から復帰したFLベン・ガンター、ディラン・ライリー、3選手が取材に応じ、今シリーズ初勝利にむけて意気込みを話した。
「スターターは80分間の中で勝ち切ることが大事」長田智希
――現在の状況とトンガの印象は?
ベスト(状態)だと思います。いい準備ができています。(トンガは)フィジカルのところで日本に対してプレッシャーをかけてくる。12番なので、セットプレーのファーストプレーなどぶつかることが大事になってくる。
――W杯スコッド33人を争う中で初先発です。
僕としては33人というところは、考え過ぎずに一つのテストマッチと考えていて、スタートに選んでいただいた。W杯につながるが、一つのテストマッチに出ることが大きいかな。
――その延長にW杯がある?
はい
――ここまで途中出場でしたが、先発します。
やっぱりリザーブだと限られた時間なので、後のことを考えないで、一つ一つのプレーを出し切れる。スタートだとそうはできなくて、80分間の中で勝ちきることが大事な中で、リザーブとは変わってくる。リザーブで出た試合ではボールキャリーとか、ボール持って勢いつけることは自分の中では少しは通用したと思っています。