6月に代表招集され、7月の強化試合2戦に連続出場した長田智希。15日に行われた「リポビタンDチャレンジカップ2023」オールブラックスXV戦では、後半11分からインパクトプレーヤーとして登場。積極的に空いているスペースへボールをキャリーし、アタックのモメンタムを生み出していた。また、高いスキルをもって、セミシ・マシレワへのトライアシストも行い、世界のトップレベルでも戦えることを証明した。
試合を終え「長田は得られる可能性のあるチャンスを全てものにした」とジェイミー・ジョセフHCはそのプレーを評価した。ワールドカップ本番まで2ヶ月を切ったが、果たしてスコッド入りを果たすことができるだろうか。
――試合を振り返って
自分の強み、ボール触って前にでることをシンプルにやろうと考えて臨んだのが良かった。(12番で出たが)12,13で準備していた。広いスペースがあったので、自分のランが活かせた。与えられた場所で積み重ねていって、(先発は)その先にあるのかなと思います。
――試合を読んだりもしている?
試合を読むのはこれからです。あまり難しいことを考えずに試合に臨んでいます。
――相手は「世界のトップ8」くらいとも言われる強さでした。手応えは
前回経験したことが大きかった。その経験が自信につながっていた。自分でもできると正直思います。アタックが課題だったので、どうやって点を取っていくか。ボール動かしていけばいいランナーもいるので、これからもどんどんやっていきたい。
――前回の試合があったので自信になったのか?
その場を経験しただけ。前回よりスムーズに入れた。
――新ジャージーでの試合だった。
あまり意識はなかったです。ジャージーを着ることは特別なことだが、試合でどうパフォーマンスするかが一番です。