「リポビタンDチャレンジカップ2024」イングランド代表と対戦するラグビー日本代表は、試合会場である国立競技場で前日練習(キャプテンズラン)を行った。エディージャパンの初陣で先発9番を務める齋藤直人が練習後の取材に応じ「今は普段通り。エディージャパンの初陣でメンバーに入れて嬉しいし、最高のプレーがしたい」と心境を話した。
SH齋藤直人
――エディー・ジャパンの初陣です。勝利をプレゼントしたいですか?
プレゼントしたいという気持ちは特にないですが、もちろん勝ちたい。新たなエディー・ジャパンの初陣でメンバーに入れて嬉しいですし、最高のプレーがしたい。
――FWの強いイングランド代表と対戦します
まず、イングランドの土俵で戦わないこと。多少メンバーが変わっていますが、イングランドのラグビーは伝統的に変わらない。強いセットピースとキック、ハイボールのところ、そこをどれだけ躱すという表現は正しいかわからないが、そこに対してしっかり対策してきたことを自分たちがやる。
スペースは絶対あるので、どうそこに運ぶか。あと、気温、湿度が高い中、イングランドは疲れると思うので、まずはそこまで我慢できるか。またその時間帯が来たらギアを上げられるか。9番としてリードしたい。
――10番のSOマーカス・スミスに何か対策しているか
マーカス・スミスへの対策とかは特になくて、準備期間も限られていたので、どちらかというと相手一人一人の対策というより、自分たちのやるべきことを集合してからフォーカスして準備してきた。スミスはキックゲームが上手いですが、ランだったり彼のひらめきのあるラグビーも強みなので、そこを頭にいれながらやりたい。