「前戦より本来なら上回ることができるチーム。それを証明したい」サンウルブズ、マーク・ハメットヘッドコーチコメント | ラグビージャパン365

「前戦より本来なら上回ることができるチーム。それを証明したい」サンウルブズ、マーク・ハメットヘッドコーチコメント

2016/04/21

文●編集部


未だ勝利のないサンウルブズを率いる、マーク・ハメットHC。場所をホームに移してのジャガーズ戦。勝利に向けて、全ての事実を受け入れ、そして成長のために前に進む。



充実したツアーでした。ポジティブな部分もあり、収穫もありました。チーターズとのああいう試合が有りましたけれども。標高の高い南アフリカで試合をする際のいいレッスンになったと捉えたらいいと思います。

ジャガーズにはレスペクトしなければならないと思っています。ワールドカップの準々決勝に入ったメンバーが13人います。(アルゼンチンは)ティア1の国といって構わないレベルです。タフな試合になるということは予想できます。

今週は、ホームの地である秩父宮での試合ですが、この前の試合は誇れる試合ではありませんでしたが、まだ完璧ではない、成長過程のチームです。前回の試合より、本来の力を出せば上まることが出来るチームだと思っています。それを秩父宮で証明したいと思っています。

ジャガーズは1勝しかあげていませんが、接戦が多かったと思いますし、相手をピンチ追い込む試合もありました。対戦相手もリスペクトしているが故に、ベストメンバー、ベストパフォーマンスで臨んできます。だからなかなか勝利を挙げれていないと思います。

 

――今週はどこにフォーカスをあてて練習する?


セットピースについていうと、ここまでの6週間でノミネートは出来ていなかったと思いますが対応はしっかりと出来ていました。けれどもこの前の試合ではセットプレーが安定していなかった。ジャガーズはセットプレーが強いです。それだけではなくランも優れています。それに対してどういう戦い方をするのか、今日のMTGでも話し合いをしています。


――故障の選手について


稲垣(啓太)は、フォース戦での復帰を目指しています。もちろん100%まで戻らないと使うつもりはありません。メディカルと相談をします。
アキ(山田章仁)は、状態の確認を今日したところです。彼も出来るのであれば使いたいとは思っていますが、無理して使って状況が悪化してしまうことは避けたいと思っていますのでそこは慎重に判断します。
真壁(伸弥)は、脳震盪(のうしんとう)があり、途中で帰国しました。スペシャリストに診察をしてもらって、危険性がないということがはっきりしてから起用したいと思います。

多いように思われるかもしれませんが、ラグビーとはそういうスポーツです。新しいチームなので、トッププレーヤー以外の選手は経験値の低い選手がいます。なのでそういう選手たちを使うことになりますが、長期的に考えるとポジティブにとらえています。

 

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