7月5日、ミクニワールドスタジアム北九州で「リポビタンDチャレンジカップ2025」、ウェールズ代表(世界ランク12位)が日本代表(世界ランク13位)と対戦。19‐24で敗れ、ウェールズは2023年ワールドカップから続く18連敗を喫した。
前半ジャパンに思い通りのラグビーをさせず19‐7とリードして折り返すも後半、暑さもあって失速。「後半勝負」を掲げていたジャパンに逆転を許す展開となった。試合後のマット・シェラットHC、HOデヴィ・レイクキャプテンのコメントをお送りする。
――試合を振り返って
シェラットHC ピッチサイドの選手、コーチ、みんなの気持ちが出ていた試合で、パッションを持って19-7でリードしていたが逆転負けしたのは残念。来週に向けて切り替えて勝利に向けて頑張ります。

マット・シェラットHC

デヴィ・レイクキャプテン
――暑さや疲れは影響あったか?
シェラットHC 暑さを理由にすると言い訳になってしまうので触れたくないが、前半すべてのチャンスを活かしきれた。また、ボールが我々の方に跳ねてくれた。

デヴィ・レイクキャプテン
後半はタフな判定になったのが残念だった。今回、若手の選手が多い中 勝利できないことは響いてくることがあるが、そこは切り替えないといけない。

ジョシュ・アダムス
後半は、我々の前半(のような流れ)がジャパンにいってしまった。ペナルティの数も増えてしまった。重要な場面のラインアウトで取れなかったのが敗因だったかなと思います。

ベン・トーマス
―――日本のセットプレーの印象は
レイクキャプテン 日本のスクラム、モールは素晴らしかった。規律がしっかりしていた。
最初の20分は上回っていたが、50/50の判定だったり、残念な判定が増えてきた。パワーもあり、高さもしっかり活かし切れていた。修正できる課題が一つ見つかった。

――ペナルティーの判定はどう見た
レイクキャプテン 勢いを失ったり、ペナルティーは細かい部分だったり、規律が乱れてしまったことは反省です。

――試合後の感想は
レイクキャプテン 非常に残念に思います。今週、みんなハードワークしてきたので、勝てた試合、勝利が手からこぼれたような試合だった。しかし、ジャパンは良いプレーが目立って逆転につながったが、我々としては残念な気持ちです。

――日本のスクラムについて
レイクキャプテン 最初の20分は有利だったし、良いヒットもあった。徐々に勢いが失って、日本のスクラムの力だったり、低さがどんどん増していって、タフな状況でした。そういう実感があったからこそ課題を修正していきたい

――前半の後半からその後得点できなかったが ジャパンのディフェンスがよくなった?
レイクキャプテン マオリの試合を研究していてラインスピードが速い印象でした。前半は対応ができたかなと思います。勢いを失って後半、チャンスで得点がとれず残念だった。逆にジャパンはそれができていたので、我々としては正確性を修正しないといけない。次に向けての課題かなと思います。

サム・コステロウ
――ジャパンのフロントローの3人が80分出ましたが驚きは?
レイクキャプテン まさか3人とも80分出るとは素晴らしいことです、彼らがもたらした影響があると思います。
