27日、第99回全国高校ラグビー大会が東大阪市・花園ラグビー場で開幕した。全国各地区の予選を通過した50校が日本一をかけて熱い戦いを繰り広げる。開幕式と1回戦、8試合が行われ、浦和(埼玉)、青森山田(青森)、大分東明(大分)が嬉しい花園初勝利を果たした。
選手宣誓 高鍋高校・細元亮キャプテン
「宣誓、ONE TEAM、日本中を1つにした言葉。肌の色や文化などの違いを超えた団結が、歴史的な偉業を達成する瞬間に私たちは立ち会いました。苦しさを乗り越えた団結は1つの喜びを何倍も大きなものにします。世界中の人々を熱くしたラグビーの力をこれからも発信したい。その第1歩を踏み出すため、ラグビーを愛する者の聖地、花園に立っています。ここに立てているのも保護者、監督、支えてくださった多くの方々、そして、いままで戦ってきた仲間たちがいたからです。多様性に満ちた私たちが真にONE TEAMとなるため、私たちは戦います。花園の伝統を継承するとともに、新たな歴史を刻み、日本中に勇気と感動を与えることを誓います。」
27日・1回戦の試合結果
玉島(岡山)0-5 浦和(埼玉)
熊本工(熊本)14-36 関商工(岐阜)
坂出工(香川)0-29 青森山田(青森)
米子工(鳥取)0-82 黒沢尻工(岩手)
高鍋(宮崎)14-26 札幌山の手(南北海道)
長崎北陽台(長崎)53-0 桐生第一(群馬)
大分東明(大分)35-0 飯田(長野)
松山聖陵(愛媛)38-10 旭川龍谷(北北海道)