新生サンウルブズが開幕戦で見事な初勝利!4週間の準備でチームとしてのまとまりでレベルズを撃破 | ラグビージャパン365

新生サンウルブズが開幕戦で見事な初勝利!4週間の準備でチームとしてのまとまりでレベルズを撃破

2020/02/01

文●編集部


2月1日、レベルファイブスタジアムにて、スーパーラグビー・ヒトコムサンウルブズはレベルズと対戦した。今シーズンをもって最後のシーズン。注目の開幕戦がレベルズのキックオフで始まった。

前半からサンウルブズがトライを量産!スピードあるアタックでレベルズを圧倒

フィフィタのビッグゲインからチャンスを掴む

フィフィタのビッグゲインからチャンスを掴む

キックオフボールを自陣22m手前でノックオン。ファーストスクラムは対等に組むサンウルブズ。直後のアタックを、FL布巻、WTBフィフィタが絡み難を逃れる。


ボールインプレイの時間を増やしたいサンウルブズは、それだけでなく、相手の裏スペースへボールを運ぶという意識もみせ、相手陣での攻防が続く。セットプレーも安定。8分、フィフィタのビッグゲインから敵陣ゴール前に前進したサンウルブズ。

森谷の先制トライ

森谷の先制トライ

谷田部がゴール前に前進。SOエイプリルが一つポイントを作り、12番、13番と渡りトライ。新生サンウルブズが先制する。

LOスト―バーグに合わせたラインアウトからドライビングモール。最後はBK陣も入りインゴールへなだれ込みトライ

LOスト―バーグに合わせたラインアウトからドライビングモール。最後はBK陣も入りインゴールへなだれ込みトライ

12分、自陣22m手前でサンウルブズはオフフィートのペナルティー。レベルズはショットを選択。SOトゥームアが落ち着いて決めて3-5。

15分、サンウルブズのキックでスタート。ボールキープ、さらに裏スペースへキックを蹴るこむサンウルブズ。レベルズもしっかり対応。16分、レベルズが自陣10mでペナルティー。エイプリルがキックで敵陣ゴール前5mでのラインアウト。ストーバークへ合わせる。レベルズがペナルティー。サンウルブズが再びラインアウトからモール。BK陣も入ってドライビングモール。そのままインゴールへトライ。エイプリルのコンバージョンも決まって12ー3とリードを広げる。

21分、レベルズにスクラムでプレッシャーを受けピンチを迎える。ゴール前のラインアウトからモール。止めきれないサンウルブズはHOランギのトライを許し、8ー12となる。

森谷からのパスをうけたWTBタシがトライ

森谷からのパスをうけたWTBタシがトライ

直後のキックオフ、レベルズはSHロマニがミスキック。サンウルブズは、敵陣22m手前のラインアウトのチャンス。ラインアウトはなんとかキープ。レベルズディフェンスが外のスペースを許し、WTBタシがタッチライン際を走り抜け左隅にトライ。難しい角度のコンバージョンをエイプリルが決め19ー8とリードを広げる。

29分、ハーフウェイ付近のブレイクダウンでサンウルブズがペナルティー。レベルズボールのラインアウト。守りきりたいサンウルブズ。1対1のタックルで仕留めきれずボールを繋がれ、オーストラリア代表FBハイレットペティがトライが決まり13ー19。

SOエイプリルの正確なコンバージョンキックでスコアでプレッシャーをかけた

SOエイプリルの正確なコンバージョンキックでスコアでプレッシャーをかけた

32分、CTB森谷のタックルでレベルズがノックオン。サンウルブズは敵陣22mでマイボールスクラム。さきほどはペナルティーを取られているだけにレフェリーの印象を変えるためにもしっかりと組みたいところ。しっかりと組んでアタックを開始するサンウルブズ。レベルズがラインオフサイドを犯し、ショットを選択。エイプリルがしっかり決めて22ー13とする。

前半リードして終えたサンウルブズ

前半リードして終えたサンウルブズ

前半残り4分、レベルズのキックでリスタート。着実にエリアを戻したいサンウルブズは、森谷がハーフウェイ付近まで蹴り返す。あえてタッチを切らずインプレーの時間を増やす。自陣でのディフェンス。サンウルブズはラインオフサイドで。ボールをキープしフェイズを重ねるレベルズ。ペナルティーが適用されレベルズはゴール前のラインアウト。再び、ドライビングモールを仕掛けるレベルズ。サンウルブズはオフサイドのペナルティー。レベルズは再びラインアウトからトライを狙う。残り時間はわずか。モールをしのいでボールを展開させる。フェイズを重ねるレベルズ。ここはレベルズが不用意なペナルティーで九死に一生を得たサンウルブズ。

22ー13とリードしてサンウルブズがリードして前半を終えた。

後半、何度もゲインを許すもトライラインは譲らなかったサンウルブズ。レベルズ本来の力を封じ込めた

チームに勢いをつけたFBダーがヴィルのトライ

チームに勢いをつけたFBダーがヴィルのトライ

後半がスタート。キックオフ直後、レベルズのWTBキャラウェイのショートパントをキャッチしたFBダーガヴィルが入れ替わりそのままインゴールまで走り抜けトライ。エイプリルのコンバージョンも決まり29ー13とリードを広げる。

43分、レベルズのアタックに対して激しくディフェンスするサンウルブズ。紙一重の部分でペナルティーを取られ、レベルズにチャンスを与える。ゴール前からのラインアウト。レベルズはモールを組むが、サンウルブズがラインアウトでペナルティー。レベルズが再びラインアウトモールを組む。ここはレベルズがオブストラクションのペナルティーでピンチを脱する。

PRアダムスのラン

PRアダムスのラン

46分、サンウルブズは自陣22m内側でマイボールスクラム。LO谷田部からダウニーへ交替。レベルズがホイーリングのペナルティー。49分、WTBコロイベッテのビッグゲインを許し22m手前までボールを運ばれるも、FL布巻が渾身のジャッカル。再び流れを引き戻す。

ただ前半とは違い、レベルズも出足鋭いディフェンスでなかなか前進を許さない。ブレイクダウンでサンウルブズはクイックボールを出すことができない。

LOダウニーのラン

LOダウニーのラン

激しいブレイクダウンの攻防、フィジカルのぶつかりあいにスタジアムからも歓声がわく。57分、自陣22m手前のブレイクダウンでレベルズがペナルティー。森谷がPKを蹴って敵陣10mから攻撃を始めるサンウルブズ。ノックオンアドバンテージ。LOストーバークのゲインからアタック。

スタジアムには大学生プレーヤー、齊藤、中野への熱いメッセージが「荒ぶれ」

スタジアムには大学生プレーヤー、齊藤、中野への熱いメッセージが「荒ぶれ」

森谷が裏のスペースへグラバーキックでインゴールへ。チェイスして5mスクラム。直前のプレーで負傷したSHペイジに代わり大学生プレーヤーの一人、齋藤直人へ交替。

ここまでプレッシャーを受けていたスクラムが安定し、8番、9番、2人がデコイランでスペースを作り、齋藤から10番エイプリルにボールがわたりエイプリルが走り抜けトライ。36ー13とリードを広げる。

60分、サインプレーが見事に決まってエイプリルがトライ

60分、サインプレーが見事に決まってエイプリルがトライ

66分、レベルズはハーフウェイ付近のラインアウトから裏のスペースを攻め込み、インゴールに転がるボールをWTBケラウェイがグラウディングしトライ。トゥームアのコンバージョンも決まって20ー36。

残り時間は15分。得点差は16。もう1トライを決め勝利を手繰り寄せたいサンウルブズ。体力的にもきつい時間帯、レベルズの怒涛の攻撃にディフェンスの時間帯が続く。何度も自陣22mに攻め込まれるも気持ちの入ったプレーでトライを許さない。

残り時間8分。自陣10m付近でのレベルズボールのラインアウト。フェイズを重なれてもタックルするサンウルブズ。73分、サンウルブズがペナルティー。レベルズは22m内側でのラインアウト。ゴール前の攻防、集中力切れないサンウルブズ。なんとか凌ぐも、23番ディーガンがトライ。


77分、レベルズにゴール前までボールを運ばれるも齋藤のタックルが19番ジョーンズに突き刺さり、ノックオンを誘い自陣ゴール前のマイボールスクラム。残り時間2分弱。ボールキープをするサンウルブズ。試合終了のホーンがなり、ラックから齋藤がボールを出しエイプリルが蹴り出し試合終了。

ラストシーズン、開幕戦初戦で見事にサンウルブズが36ー27で勝利した。1週、BYEWEEKで試合がないサンウルブズは15日、秩父宮でチーフスを迎えて2勝目に挑む

サンウルブズ ジェイク・シャッツ共同キャプテン

ーー新しいチーム、とてもいいスタートをきれましたね。


みなさんありがとう。感謝しきれないです。
4週間のトレーニング。監督、大久保さん、敬介さん、スタッフ、みんなリスペクトします。


ーー若い日本人の選手については


若い選手も経験のある選手もみんなが成長できるようにこれからも取り組んでいきたい。


ーーチーフス戦に向けて


自分たちがボールをもっているとき、できるかぎりコントロールし続けてボールをキープしたい。


レベルズ デーン・ ハイレットペティゲームキャプテン

非常に残念です。ただ、これからやるべきこと見つかった。これからのシーズン、やるだけです。


ーー後半、ボールが繋がればいいアタックができていたが、サンウルブズに勢いを止められた。


我々はモメンタムができてきたところに素晴らしいタックルにやられてしまった。


ーーブランビーズ戦、ショートウィークですがどんな準備をしたいか


ディフェンス。サンウルブズ、スピードある攻撃 まずはそこから。


ーー日本のファンへ。

サポートありがとう。日本にくるといつも素晴らしいホストをしてもらっています。

サンウルブズ FL布巻峻介

今までずっと準備してきても初戦は落として、今年こそはとみんなで挑んで。やっとこういうかたちで初戦から結果がでて嬉しい。大久保直弥さん、沢木さんがある程度僕たちに自由をもたせてくれているラグビー。自分たちがやりたいようにのびのびとそのとおりにラグビーができました。(個人的には)まあまあ初戦にしてはできたかなと思っています。


この試合では相手のミスに助けられた部分もありましたし、こっちのミスで相手にチャンスを与えてしまった部分もありました。そこをしっかり詰めていくこと。ニュージーランドだったり、対戦相手によって戦い方を変えていかなければならないのでそこに対応していかなければならない。

ワールドカップ後、プレッシャーもありましたがこうして初戦勝つことができていい勢いをつけることができたと思います。


サンウルブズ SH齋藤直人

準備はしていましたが、多少緊張しました。敬介(コーチ)さんから途中から出るときは「何かをしてやろう」という気持ちではなく、「タッチフットするような気軽な気持ちでいけ」という助言に助けられました。(残り時間が数分となったときは?)点差も考えながらプレーをしていました。ただ、もう1トライ取られたら危ないなと思っていました。ゲインされたときは必死に戻ってトライラインを超えられないことだけを考えていました。

(大学の試合と比べて)全ての面でレベル違いますけど、特にフィジカルの部分。やっぱり、自分も何度か弾き飛ばされましたが、これから経験を重ねていく中でどう対応していくか考えていきたい。

(このレベルでプレーするのは)楽しいですし、いっぱい経験を積んで、もっとうまくなりたいという気持ちで一杯です。

サンウルブズ CTB中野将伍

(スーパーラグビーデビュー)素直に嬉しいです。これからもっと長い時間出場できるように、もっともっとアピールしていきたい。地元で試合ができたのは嬉しい。(体を当ててみて)何回かしかないですが、自分の持ち味はフィジカルなので、そこでアピールしていきたい。(今後への抱負)もっとフィジカルを全面にアピールして、全試合メンバーに入るように意識していきたい。


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