10日、ジャパンラグビーリーグワン、横浜キヤノンイーグルスはプレーオフ進出を逃し、今季最終戦で首位の東芝ブレイブルーパス東京に挑んだ。序盤から連続トライで苦しい状況が続くと、後半も突き放されリードを広げられるも、最後まで戦う姿勢を見せて終盤、2トライを決めてノーサイド。最終戦を勝利で終えることはできなかったが、SO武藤ゆらぎ、SH土永旭など若手選手が今後の新生イーグルスの可能性を垣間見せた。
絶対的司令塔、田村優、沢木敬介監督、そして今季で現役引退をする嶋田直人ゲームキャプテンの試合後コメントを紹介する。
横浜キヤノンイーグルス 田村優
楽しかったですよ。(武藤ゆらぎの)成長も間近で見れましたし、迷惑をかけないようやりました(笑)。(12番は)もういなくて、けが人で、緊急作ですけど。本当は10番したかったですけど。別にチームのためなら何でもします。

この試合、武藤ゆらぎが10番、田村は12番で先発
ーー嶋田直人選手の最後の試合
もうハードにいきました。最初からだけど、やっぱり基本的にプレッシャーを受け続けていましたね。あとは、最後のミーティングで、嶋(田直人)が、あれ、泣かしにきたんですよ。1発目、べそかいたような顔して目が合ったんですよ。あれで、僕は見事に泣かされました。なんで、頑張らなきゃなと思って、モチベーション難しい試合で合ったんですけど、もう10年一緒にやっているんで。
