リーグワンもいよいよ後半戦第9節が始まる。前半戦最終の第8節、三菱重工相模原ダイナボアーズは、昨年王者のクボタスピアーズ船橋・東京ベイに勝利。今節は6位の神戸コベルコスティーラーズをホーム・相模原に迎え撃つ。スピアーズ戦にトライを決めたCTB岩下丈一郎に試合後話を訊いた。
―― 今日は素晴らしい勝利でしたが、試合を振り返っていかがですか?
勝利できて良かったですが、個人的には準備してきたものを少し出せなかった悔しさがあります。相手のディフェンスに対して、良いアタックのオプションを持って挑みましたが、プレッシャーが強くて準備してきたことが出せなかったので。もっと自分がレベルアップするための試練を与えられた試合だったなと思います。反省点も多かった。
―― 外国人選手が多い中、背番号13を背負っていますが、トライも決めましたね。
みんながどういうアタックをするか明確になったトライでした。1週間、相手の方が体力やパワーも大きなことを考慮して、インプレーを多くしようとしていました。それに対してみんなが同じ方向に向いたのかなと感じます。
―― 今シーズンの練習はいつからですか?
(昨年の)7月からハードな練習をしていました。ジョー・マドックコーチが加入してからは、アタックの時間も増えて、オプションも広がりました。いろいろなオプションがあり、コールがたくさんあって、僕らが見て判断する。サインプレーもたくさんあります。練習もそうですが、練習後のビデオを見てコミュニケーションをとることが多くなっています。