23−21の接戦を制した早稲田。トライ数だけを見ると、早稲田2、慶應3と慶應が上回っていた。それでも80分の試合を終えた時点で2点上回っていたのは早稲田だった。前半2本、後半1本と合計3本のPGを決め、後半同点に追いついた後のコンバージョンキック。プレッシャーのかかる状況で冷静にルーティンをこなし、決勝点となるキックを決めた。
自分が疲れない時は、テンポも出せていない
慶應のキックゲームに付き合ってしまった部分があった。前半から攻めの姿勢をもってカウンター行けばよかった。ハーフタイムで監督から話があったことと、風下に経ったので、キックの優位性を考えました。このままでは相手の試合になってしまうので、自分たちの形に戻そうという話をしました。
前半は正直はあまり疲れなかった。自分が疲れない時は、テンポも出せていないし、あまりいい試合ができていない。後半はかなり疲れたので、後半だけでいったらいい試合ができたと思います。
ブレイクダウンの部分で、前半はハンズオフのタイミング、レフェリーとコミュニケーションが取れていなかった。ハーフタイム後、そこが解消された。前半はそれまで、ボールに絡まれてボールを素早く出すことが出来なかった。