「自分が疲れている」時はいい試合ができているバロメータ。スピードある球捌きとキッカーとしても大活躍のSH齋藤直人 | Rugby Japan 365

「自分が疲れている」時はいい試合ができているバロメータ。スピードある球捌きとキッカーとしても大活躍のSH齋藤直人

2017/11/24

文●編集部


23−21の接戦を制した早稲田。トライ数だけを見ると、早稲田2、慶應3と慶應が上回っていた。それでも80分の試合を終えた時点で2点上回っていたのは早稲田だった。前半2本、後半1本と合計3本のPGを決め、後半同点に追いついた後のコンバージョンキック。プレッシャーのかかる状況で冷静にルーティンをこなし、決勝点となるキックを決めた。

自分が疲れない時は、テンポも出せていない

慶應のキックゲームに付き合ってしまった部分があった。前半から攻めの姿勢をもってカウンター行けばよかった。ハーフタイムで監督から話があったことと、風下に経ったので、キックの優位性を考えました。このままでは相手の試合になってしまうので、自分たちの形に戻そうという話をしました。

前半は正直はあまり疲れなかった。自分が疲れない時は、テンポも出せていないし、あまりいい試合ができていない。後半はかなり疲れたので、後半だけでいったらいい試合ができたと思います。

ブレイクダウンの部分で、前半はハンズオフのタイミング、レフェリーとコミュニケーションが取れていなかった。ハーフタイム後、そこが解消された。前半はそれまで、ボールに絡まれてボールを素早く出すことが出来なかった。

「ルーティンをそのままやりきって同じようにければ真っ直ぐ飛ぶ。それが難しいけど、だんだん結果がでてきた。」

決勝点となるコンバージョンキック

決勝点となるコンバージョンキック

――PGについて


いけるかと聞かれて、あまり自信はなかったですけど「いける」と言ってしまったので蹴りました(笑)。風はそこまで気にはならなかったです。(最後の逆転となるキックについて)キッキングコーチからも常に同じルーティンでキックを蹴るということを教えられてきたのでその通り蹴りました。最後の時は、相手も視野に入ってきましたが、それで外したら負けだなと思ってまっすぐ蹴りました。

――今の早稲田のシステムだと、後半SHは足が疲れてしまうのでは


練習後にキックの練習をしています。特別(負荷がかかった状態を)想定しているわけではないですが、結果としてそういう部分でトレーニングできているかもしれません。


――コンバージョンで他に意識していることは


ルーティンをそのままやりきるということだけですね。どこからでも同じように蹴れば、まっすぐ飛ぶと君島良夫キックコーチに言われています。それが難しいですけど、最近その成果が出ていると思います。


――一日どのくらい練習


長いときで20本。週に1回くらい。これまでは自己流で練習してきましたが、基本は22mの正面で練習をしています。たまに、ビジョンを変えてゴールラインの5mくらいから蹴ったりすることもあります。

難しい角度を練習するというより、同じルーティンでキックを蹴れるという練習をしています。そういう練習は君島さんから指導いただく前まではそういう練習をしてきませんでした。

――相手(SO古田京)もキックを全て成功していました。


古田さんは今シーズン、調子もいいし。キックについて話をすることもあるので、キック差で今日の試合を負けるのはいやでした。


――今日の試合で一度だけパスでミスがありました


ブレイクダウンでプレッシャーかけられただけで焦ってしまいました。自分の課題としては、プレッシャーのかかった中でのボール捌きだと思っています。試合通して、足が疲れてくると(ミスが)起きがちなのでそこはしっかりと修正したいです。

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