初戦黒星した天理大、この負けをチームの成長の原動力に | ラグビージャパン365

初戦黒星した天理大、この負けをチームの成長の原動力に

2021/09/20

文●編集部


昨年選手権を制し、大学日本一となった天理大学。決勝の舞台に立った選手のうち半分以上は卒部し、世代交代となった今シーズン。春季大会では同志社大学に決勝で敗れた。2年ぶりの菅平での合宿では、明治大に10-28と敗れた。シーズンの開幕戦となった近大戦では自分たちのミスから少ないチャンスをものにできず、逆にチャンスを確実にスコアにつなげた近大に後半リードを広げられ7-23と敗れた。リーグ戦での連勝記録「32」が止まったがこれからリーグ戦、そして選手権とまだまだ先は長い。この試合をチームの成長につながるものにしたい。試合後の小松節夫監督、佐藤康キャプテンが話したこととは。

「この負けをどう生かすか。次に向けてどうチームを作っていくか」天理大学・小松節夫監督

前半、風下で1つ取られて、後半、巻き返そうと思ったが、なかなかチャンスがなくて自陣での戦いを強いられた。敵陣に入るチャンスはあったが自分たちのミスや反則でチャンスを活かすことができなかった。後半ほぼチャンスがなくて、近畿大さんが得点を重ねて負けてしまった。関西で負けるのは本当に久しぶりで、この負けをどう捉えるか考えて、チームで諦めずに頑張って行きたい。

――セットプレー、キックと相手が強みを出してきた


もう少しフィジカルのところで勝負したかったが、ちょっとサポートが遅れたところで、近畿大さんのBDの圧力は正直、予想以上にプレッシャーをかけられて、慌ててミスが出たり、いいテンポでボールがでなかったところはあります。


――前半スコア動かなくて、先に取られてハーフタイムを迎えた


前半、あんまりチャンスがなくて、近大のペースで動いていた。その中でディフェンスミスで1本取られただけだったので、チームとしてはまだまだ行けるぞ、後半、自分たちのラグビーをしてプレッシャーをかけようと送り出した。


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