12月20日(土)、ラグビーの大学選手権準々決勝4試合が終わりました。今シーズンの4強には帝京大・京都産業大・早稲田大・明治大が進出しました。

準々決勝の戦い

対抗戦が3校、関西が1校。明治大以外のシード校3校（筑波大・東海大・天理大）が初戦で姿を消すことになりました。そこは少し意外だったかなと思います。

36-0で快勝して対抗戦のリベンジを果たした帝京大。帝京大は持ち前の接点の強さが光り、攻守にわたり前に出続けて快勝しました。筑波大はほとんど良いところを出せずに終わってしまいましたね。筑波大はスクラムで優勢でしたが、4度連続で確保できなかったマイボールラインアウト、ペナルティーを得た後のタッチキックといったミスが響きました。

明治大は関西学院大に地力を見せて46-19で勝利しました。後半、一時は3点差に迫られましたが、ベンチメンバーがチームに勢いを与えました。関西学院大学としては3点差になってからは、相手のプレッシャーもあり、もう一段階、チームを上げることはできませんでしたね。明治大は控え選手のことを「ビースト」と呼んでいるそうですが、その「ビースト」たちがチームに勢いを与えました。