将太郎です。
2021年も大詰めとなりました。
クリスマスが過ぎ、この週末からは大学選手権準々決勝があり、全国高校大会が始まり、年が明けるとトップリーグから改編されたリーグワンが始まります。今まで止まっていた感があった国内ラグビーが一気に加速していく気がします。もうワクワクしますね。
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まずは大学選手権。
これから準々決勝を戦う8強には、関西からは京産大と同志社大の2校が残りましたが、昨季優勝の天理大は初戦となった4回戦で明大に敗れ、すでに姿を消してしまいました。昨季は天理が、関西勢としては36年ぶりに大学選手権に優勝を飾っただけに、今季は関西の各校がその気になって盛り上がりが期待されましたが、天理にとっては昨季の中心メンバーがごっそり抜けた穴がなかなか埋まらなかった。小松監督とお話ししたのですが、レギュラーが11人も抜けるなんてことはそれまで経験したことがなかった、難しかったと話していました。そんな難しいシーズンを送ってきて、最後は明大との激突。お互いに意地をぶつけあった戦いでした。天理にとっては悔しい負けでしたが、今回の経験はきっと天理と小松監督の経験値となって、次のチーム作りに生かされるはずです。
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関西王者の京産大の初戦は、リーグ戦2位・日大
そして、この週末は準々決勝。どの試合も面白いですね。
関西優勝の京産大の相手はリーグ戦2位の日大ですが、日大は優勝した東海大と引き分けて、勝点も同じ。得失点差で2位となりましたが、リーグ戦同率チャンピオンと呼んでもいいチームです。関西リーグとリーグ戦の力関係を計るという意味でも注目の対決です。