大学選手権3回戦突入!筑波、早稲田、天理、関西学院が8強入り!シード校に挑む | ラグビージャパン365

大学選手権3回戦突入!筑波、早稲田、天理、関西学院が8強入り!シード校に挑む

2023/12/17

文●編集部


17日、東京・秩父宮ラグビー場と大阪・ヨドコウ桜スタジアムでは、第60回全国大学ラグビー選手権3回戦の4試合が行われ、勝利した4校が「正月越え」をかけた準々決勝に進出した。試合結果は以下のとおり。

大学選手権3回戦試合結果(12/17)

 流通経済大学(関東リーグ2位) 27-33 筑波大学(関東対抗戦4位)
関西学院大学(関西リーグ3位) 48-14 福岡工業大学(九州リーグ1位)
早稲田大学(関東対抗戦3位) 54-12 法政大学(関東リーグ3位)
天理大学(関西リーグ2位) 41-12 慶應義塾大学(関東対抗戦5位)


前半リードした流経大、筑波はPGでピッタリ競って、後半1人少なくなってもスコアして接戦を勝利

筑波は前半8分FB増山将のトライで先制するも、流経大はFL篠澤輝の2トライ、さらにCTBティシレリ・ロケティのトライでリードする。筑波はSO楢本幹志朗の3つのPGで17-16と1点差に縮めて前半を終えた。

筑波・SO楢本幹志朗

筑波・SO楢本幹志朗



後半最初、FB増山将がハーフウェイ付近からのカウンターアタックで流経大のディフェンスギャップをついて50m独走してトライ。17-23と再びリードする。後半16分、ゴール前ラインアウトから流経大がモールを押し込みペナルティトライを奪い24-26。

17分筑波は田中希門がイエローカードで一人少ない状況になるが、27分、ゴール前のラックからPR大塚椋生がねじ込み24-33と9点差とした。38分、流経大は敵陣10m付近でペナルティーを獲得。SO佐々木開が落ち着いて決めて再び6点差とする。

流経・CTBロケティ

流経・CTBロケティ



筑波大のキックオフで再開。流経大はラストアタックをかける。ロケティーが自陣22m内からビッグゲイン。ボールをハーフウェイ付近までキャリーすると、並走していたWTB大畑亮太がボールを叩いて、ノックオンを誘うビッグプレー。直後のマイボールスクラムを筑波がキープしてノーサイド。筑波がベスト8進出を決めた。勝利した筑波は、準々決勝で明治に挑む。



前半怒涛の5トライで試合のペースを掴んだ早稲田が8トライで法政大の挑戦を退けた。関西王者に挑む

早稲田・WTB矢崎由高

早稲田・WTB矢崎由高



秩父宮ラグビー場の第2試合は、早稲田が前半から法政を圧倒。5トライを決めて37-0で折り返すと、後半も3トライを決めて快勝。法政は後半2つのトライを返すも、早稲田のアタックを止めきることができなかった。勝った早稲田の次なる相手は関西王者の京都産業大学。昨シーズンは準決勝で対戦し早稲田が勝利している。リベンジに燃える京産に対し、早稲田のアタックがどこまで刺さるか注目。

法政・竹部力

法政・竹部力





関学が福工大の挑戦を退け勝利、大学王者・帝京大に挑む。天理が慶應に快勝。関東リーグ戦王者の東海に挑む



大阪・ヨドコウ桜スタジアムで行われた2試合は、関西学院大学が自慢の攻撃力で福工大を圧倒。8トライを決めて準決勝進出を決め、大学王者・帝京大に挑む。



もう1試合は天理が宮田悠暉、マナセ・ハビリ、北條拓郎のトライで22-0とリードして前半を折り返すと後半も藤原竜之丞、弘田士道のトライで34-0と勝負を決めた。

天理・FB上ノ坊駿介

天理・FB上ノ坊駿介



このままでは終われない慶應も2つのトライを返すも今シーズン、関西リーグでも見せていた高いディフェンス力は選手権でも通用していた天理が慶應を抑え込み快勝。準々決勝では東海大に挑む。



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