早慶戦を終え、大田尾竜彦監督は「長田抜きで苦しい中、河瀬が踏ん張ってくれた。バラバラになった自分たちもいて、そこもいい経験なった」と話した。前半と後半で全く異なる環境になった状況でも7点差で勝ちきった経験を次の早明戦、選手権にどういかしていくか。FB河瀬諒介、この試合POM(プレーヤーオブザマッチ)に選ばれたNO8佐藤健次が試合後の会見で話したこととは。
「早慶戦は特別。緊張感はあった。『アカクロを着る』上で、負けられない気持ちがあった」早稲田大学FB・河瀬諒介
前半すごいいい入りができて、自分たちのやりたいこと、やらなければいけないことがしっかりできた結果だと思います。後半、ブレイクダウンでもプレッシャーを受けましたし、ペナルティーから失点というパターンが多く見られたので、そこは修正すべきところかなと思います。
――後半うまくいかなかった部分、今思うとどうすれば前半と同じようにうまくできたと思うか?
ディフェンスのところで、1人目、2人目タックルが弱くなって食い込まれていたのでそこを修正できれば、後半もいいラグビーができたかなと思います。
――早慶戦、試合を終えてどうだったか。
早慶戦は特別で、やっぱり緊張感がありましたし、前半よくて後半悪いという試合になってしまいましたが、自分の中ではしっかり勝ち切れたのはよかった。メンバーから外れた4年生からの思いもありますし、この「アカクロを着る」上でこの試合負けられないという気持ちがありました。ミスもしてしまいましたしまだまだ全然なところもありましたが、その人たちの思いを忘れることなくプレーできてよかった。