早稲田HO佐藤健次「江良さんはまだだま遠い存在」帝京との30点差を早稲田はどう追いついていくか | ラグビージャパン365

早稲田HO佐藤健次「江良さんはまだだま遠い存在」帝京との30点差を早稲田はどう追いついていくか

2022/11/09

文●編集部


早稲田大学は、5日、全勝対決で帝京大学と対戦し17-49で敗れ対抗戦優勝争いから一歩後退した。大田尾竜彦監督は「選手たちが圧を感じていた。ファーストフェイズで中々うまくいかなかった」とフィジカル勝負でプレッシャーをかけられていたと敗因の一つについて話した。HO佐藤健次は、対面のHO江良楓とのマッチアップについて「アタックでもディフェンスでもスクラムワークでも、まだまだ遠い存在だと感じた。今年中には対応、それ以上になりたい」と前を向いた。夏の対戦では28-35と僅差の勝負を演じたが、この試合では帝京のフィジカルとセットプレーで30点差をつけられた。対抗戦残り2戦、そして選手権制覇に向けどう成長していくか。

大田尾竜彦監督

大田尾竜彦監督(中央)

大田尾竜彦監督(中央)


今日の試合に向けていろんなことを準備してこの試合に臨みました。それを前提として、去年と違いセットプレーを自分たちが手に入れたと思ってくみました。スクラムはペナルティーを取られたものの、ゲームを崩された印象はなくそこは良かった。ゲームをつくるところのプレーでラインアウト、スクラムハーフのキックのところでうまくいかなかったのがゲームが苦しくなった要因かなと思っています。今までやってきた準備のところに自信を持ちながら、またチームを作っていきたい。

――アタックでのミスが多かった要因は?


上から見ているよりも、選手たちが(帝京の)圧を感じていたと思う。本来であれば1cm前でやろうとしていたプレーが、1~1.5cmほど下がったところでやることで。ファーストフェイズでなかなかうまくいかないかなあと思っていました。自分たちがプレッシャーに耐えることができるかなあと思っていましたけど。そこが、選手が少し受けたかなと思います。

10番を努めた野中健吾

10番を努めた野中健吾


――ハーフ団、今日の新しい選手の起用意図とパフォーマンスについて


帝京戦の前に部内マッチをしました。そこでプレーの良かった選手を評価しました。ハーフ団については、小西、野中のコンビでボールがよく動いていたということと、12番の方が吉村の良さがいきるということでそのような起用をしました。

山下については、夏からの調子の良さもありましたし、部内マッチでも良かったので出場させました。その辺を評価して出場させました。


(ハーフ団の)コンビネーションはあんまりなかった。野中はよくやっていた。正しい方向に正しい人にパスをしていたと思います。吉村のキックパスのところも取っていれば流れが変わったかなと思いますが、ああいうところに顔を出せるということは評価したい。

泰聖は、本物のプレッシャーを久々に感じたと思います。練習に比べパフォーマンスは違っていたので、後半頭から宮尾に替えました。


――選手権の決勝から逆算して今日の試合の位置づけ


逆算しすぎてもあまり良くないですけど、今日は準備してきたものがどれだけ出せるかというのを1週間とか10日単位ではなく、1年間かけてきたことをどれだけ出せるかをターゲットにしてきました。もちろん勝利というものを狙いにいくことも大事にしていましたが、自分たちのがやってきた今年のラグビーを信じて強い相手に出すことができるか。全部悪かった訳ではないですが、結果として30点差ということで、追いかけていかないといけないと思っています。


岡﨑颯馬のトライ

岡﨑颯馬のトライ

――相手のSO高本幹也選手へのディフェンスがよかったように見えたが


高本選手はスキルが高いので、大学でも屈指のSOだと思っているので、彼にプレッシャーをかけることをターゲットにしていたので、そこについてはある程度うまくいった。最初のタックルのところで、2人、3人かかってしまうので、どうしても人数が減ってしまう。その後のBKのディフェンスの対応力、ディフェンスの枚数が減ったあとの対応をどうするのかということと、ファースト、セカンドタックラーの正確な仕事をもう一度見直していかないといけない。

相良昌彦主将

今日のためにいろいろなことを詰めて準備してきましたが、それがグラウンド上で100%出しきれたかと聞かれるとまだまだできなかったところがあったかと思います。今年やったゲームの中で一番のプレッシャーを感じましたし、メンタル的な準備はできていたんですけど、やっぱり自分たちの力がまだまだ足りないと思います。これから、セットプレーのところもまだ課題があるのでしっかり詰めていきたい。

相良昌彦主将

相良昌彦主将


――アタックでのミス


ブレイクダウンできれいに球が出なくて、出しところでSHが捌けなくて、少しtずつずれていってしまったかなと思います。



早稲田大学 佐藤健次

今日はペナルティをとってからのラインアウトのミスが多かった。これから戦う慶應、明治も身長が高いチームがいて、早稲田は身長が低い中でどういうラインアウトを決めていかないといけないのかというのをもう一度、いちから組み直さないといけない。

帝京のスクラムに勝つために取り組んできたがそこもまだ差を感じました。まだ成長できることはある、残り2戦、しっかり準備して戦いたい。

――対面の江良楓選手と対峙してどうだったか?


大学で一番いいHOだと思っています。江良選手に勝つ、チームを勝たせる選手になりたいと思って試合に臨みました。今日の試合では何トライ取られたかわかりませんが、モールからのトライ、コリジョンの部分、アタックでもディフェンスでもスクラムワークでも、この試合でまだまだ遠い存在だと感じました。現状で満足していたわけではないですが、さらにもっと上、自分が思っていたよりももっと先にいたので、個人としてもう一度気持ちを入れ替えて、今までやってきたことがゼロになるわけではないので、新しい自分の強みだったり、修正点を見つけて、今年中には対等、それ以上になりたい。




――夏に対戦したときと今日の対戦でのスクラムの違いは?


帝京のスクラムのベクトルと最初合わなくて修正するのに時間がかかった。後半少しずつ立ち位置を変えたり、頭の位置を変えたりして良くなってきた。そこは、1本組んで、2本区組んですぐ修正しなければいけないところだった。僕のスクラムの知識や修正力が足りなかった。間合いを取ったり、などそこはまだ僕が成長できる部分だと思っています。


記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ