95度目の早慶戦は早稲田が勝利!度肝を抜くSO岸岡の55mドロップゴール | Rugby Japan 365

95度目の早慶戦は早稲田が勝利!度肝を抜くSO岸岡の55mドロップゴール

2018/11/23

構成●編集部


23日、秩父宮ラグビー場では95度目となる早慶戦が行われ、粘り強いディフェンスで慶應のアタックを封じた早稲田が21−14で勝利した。

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想定したゲーム運びをした早稲田・ハーフ団(齋藤と岸岡)

想定したゲーム運びをした早稲田・ハーフ団(齋藤と岸岡)

関東大学対抗戦A 2018.11.23

DIGEST

LINEUPS

  • 1 細田隼都
  • 2 安田裕貴
  • 3 大山祥平
  • 4 相部開哉
  • 5 辻雄康
  • 6 川合秀和
  • 7 山本凱
  • 8 山中侃
  • 9 江嵜真悟
  • 10 古田京
  • 11 宮本瑛介
  • 12 栗原由太
  • 13 豊田康平
  • 14 小原錫満
  • 15 宮本恭右
  • 16 中本慶太郎
  • 17 渡邊悠貴
  • 18 菅公平
  • 19 植竹創
  • 20 辻本大河
  • 21 若林俊介
  • 22 阿部直孝
  • 23 丹治辰碩
  • 1 鶴川達彦
  • 2 宮里侑樹
  • 3 小林賢太
  • 4 中山匠
  • 5 下川甲嗣
  • 6 柴田徹
  • 7 幸重天
  • 8 丸尾崇真
  • 9 齋藤直人
  • 10 岸岡智樹
  • 11 古賀由教
  • 12 中野将伍
  • 13 桑山淳生
  • 14 長田智希
  • 15 河瀬諒介
  • 16 千野健斗
  • 17 峨家直也
  • 18 土田彬洋
  • 19 松井丈典
  • 20 佐藤真吾
  • 21 貝塚陸
  • 22 船越明義
  • 23 佐々木尚
  • 「エリアマネジメントは満点の出来」早稲田大学・相良南海夫監督

    最後までどっちが勝ってもおかしくない展開で早稲田が勝つことができて、嬉しいな、よかったなと思います。今日はディフェンスで粘り強くやっていこう、とにかく今日は我慢比べの試合だということで選手を送り出しました。

    その我慢比べにわずかながら勝てたことが今日の結果かなと思っています。


    ――ディフェンスのどこを修正した?


    前に出るという部分、パスが浮いている間に前の空間を埋めるということと、帝京戦でできていなかったことは横とのつながり、面でいけずバラバラになっていました。横との連携ということをこの慶應戦にむけて準備をしてきたことです。




    ――慶應の金澤HCは、9番からのシェイプに対してプレッシャーをかけられたと言われていました。そこはうまくディフェンスが機能していたということですか?


    9番の江嵜くんが仕掛けてくることもありますし、6番川合くんが持ち出したり7番山本くんなどいいプレーヤーが多かったので、ラックまわりはしっかり抑えて、BKに放ったら、しっかり面で(ディフェンスラインを)あげていくということは徹底させていました。


    ――慶應に攻められている時間帯が長かったものの、SO岸岡くんのキックでうまくゲームメイクしていたと思います。ドロップゴールも含めて、今日の評価を。


    ドロップゴールはこちらとしても想定外でした(笑)。ワールドクラスだなと。岸岡を中心に、エリアマネジメントのところは、チームの中で意識統一したプランがありました。それが思ったとおり遂行できたことが、その後相手に取られてもディフェンスが我慢できたことにつながったのかなと思います。岸岡というより、今日のエリアマネジメントについては100点というか、満点だったと思います。


    ――どんなエリアマネジメントを今日はプランとしていた?


    我々がカウンターを仕掛けて敵陣に入れない場合は、パス、キックで陣地をとっていこうというプランだったことと、それに伴って、キックチェイスもできていたので、チームとして連動できていたんじゃないかと思います。


    ――早明戦に勝てば、対抗戦優勝という大一番になります。意気込みを教えてください。


    ここまでの対抗戦は二週間ごとということで、準備する期間がありましたが、今回は短いということで、とにかく早慶戦に向けてもディフェンスにフォーカスすることをやってきたので、そこをしっかり積み上げていきたい。明治さん、スクラムが武器ということをよくわかっています。それにどう対応していくかを限られた期間の中で準備していきたい。

    勝てば対抗戦優勝ということですが、とにかく1点でも上回れるよう気持ちのこもった試合をしたい。


    「帝京戦からは『前に出るディフェンスの意識を』」早稲田大学・佐藤真吾キャプテン

    勝てたこと本当に嬉しく思います。今日の試合は「ディフェンスで勝つ」ということで、特に前半20分、ゲインラインの工房での意地の張り合いだと試合前に話をしていました。

    前半の途中もディフェンスで我慢することができ、後半も最後までディフェンスで我慢することができました。改めてディフェンスが自分たちの強みであるとかんじました。


    ――得点差が大きくついた帝京戦からの修正は?


    こだわるところは変わっていなくて、ディフェンスで勝つ、ということでした。細かい部分でいうと、「前に仕掛けるという一人ひとりのマインドセット」にこだわりました。夏の帝京戦では、前に出ることができ、相手にプレッシャーをかけることができました。それができなかったので試合に出る全員が「前にでる意識」を持っていました。

    「大学選手権を前にこういう厳しい試合ができたことはよかった」 慶應義塾大学・金澤篤ヘッドコーチ

    非常に残念な結果でした。早稲田大学の特にウチのディフェンスに対するプレッシャーが今日は素晴らしかった。今日のパフォーマンスは慶應は『負けるべくして負けた』と思います。まだこれからも続きますので、青学戦、大学選手権に向けて、しっかりと改善して、最後まで行けるように頑張りたいと思います。


    ――キャプテンから「結果的に2トライがだった」ということですが、具体的にどういう部分でトライを取りたかったか。


    慶應の9番からのアタックに対しての早稲田のディフェンスが2人3人とかけてきて強かったなと感じます。いつもであれば、そこでゲインができてそこからリズムを作っていくようなところを、最後までその部分でリズムを変えることができなかったというのが要因かなと思います。


    ――準備してきたことで、うまくいかなかったこと、うまくいったことを教えて下さい。


    ディフェンスのところはいくつかミスはありましたが、比較的、前を向いてディフェンスできていたと思います。ただ、アタックについては、これから選手とも話をしますけれども、プレッシャーを受けているなかで、いつもうまくリズムに乗れているところで乗れない時、どうやって打開していくのか、また選手に新しいオプションとして学んでいってもらうことが必要なのかなと思います。大学選手権を前に、こういう厳しい試合ができたことは自分としては良かったと思います。


    ――後半奪われた2トライは、アンストラクチャーの場面だったと思います。ああいう部分を抑えることは難しい?


    1本目は自分たちがアタックしてボールを取られてからのものだと思います。自分たちが片側にほとんどの選手が寄ってしまっている状態の中でターンオーバーを許してしまった状況でした。実はそうした状況は夏にもありました。もう一度選手たちは思い出しながら修正していけば良いかなと思います。


    ――ラインアウトはここ数試合、うまくいかないようですが、大学選手権にむけて修正したい点はどこですか?


    スローやスキルの面ではそこまで悪くなかったと思います。こちらの予想ですが、早稲田さんは、いいエリアに飛んできて、そこに引っかかってしまったかなと思います。後半はそこを修正したことで、少し良くなったと認識しています。そういうのを試合中に修正できるともっと良かったのかなと思います。


    ――ラインアウトからのアタックもいろいろと準備していたと思うのですが、それはできなかった?


    そうですね。前半は特にアタックする時間が少なかった。一番アタックしていたのは、ほぼハーフウェイ付近で結局相手ボールになるというが前半だったと思います。そういう意味では、自分たちがやりたいラグビーをやらせてもらえなかったかなと思います。


    「結果2トライで終わってしまったことが敗因」慶應義塾大学・古田京キャプテン

    結果2トライで終わってしまったことが敗因だと思います。あれだけアタックをしていて2トライしか取れなかった。その要因としてはいろいろな背景がありますがそこが敗因だったと思います。


    ――前半、ラインアウトがうまくいかなかった


    まだFWと話ができていないのでですが、うまく競られてしまったのかなと思います。慶應としてもラインアウトはしっかりと準備してきたので早稲田さんがうまかったのかなと思います。


    後半、PR細田隼都のトライで追い上げムードも高まったが…。

    後半、PR細田隼都のトライで追い上げムードも高まったが…。

    ――チャンスの時に反則やミスが多くなってしまったのは、早稲田のプレッシャーが強かったから?


    自分たちも、自分たちのカタチでアタックしていこうと、それはある程度出すことができましたが、早稲田さんがいろいろな面で粘り強くディフェンスをされて2トライに抑えられてしまった。


    ――岸岡選手のドロップゴールに対して心理的な影響はありましたか?


    チームとしてどうかはわかりませんが、僕としてはあの状況で3点が入っても何も自分たちには影響はないと思っていました。トライをとればいいと思って、試合をつづけていました。結果トライを取れなかったことが一番の問題だと思います。



    ――PGを狙えそうな部分もトライを狙ったのは


    ラインアウトからのアタックも含めて、自分たちが自信をもって準備してきたので、(点を刻んでいくのではなく)トライを取りにいこうと考えていました。

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