「縦プレー」で世界と戦う・サクラフィフティーンCTB黒木里帆「ここまで来たら戦うしかない」 | ラグビージャパン365

「縦プレー」で世界と戦う・サクラフィフティーンCTB黒木里帆「ここまで来たら戦うしかない」

2017/08/03

文●編集部


7月30日、8月に開催される「女子ラグビーワールドカップ2017」に出場する女子ラグビー日本代表最終スコッド28名が発表された。その中の一人、黒木里帆(CTB・アルカス熊谷)は当時高校2年生だった2015年の香港代表戦に初出場。これまで5試合に出場し6トライを決めている。進化し続ける若きトライゲッターに話をきいた。

――初めてのワールドカップ、どんなプレーをしたい?


自分の強みである「縦(への)プレー(以降、縦プレー)」でラインブレイクして勝利に貢献したいです。最近の試合でトライにつながっている場面では「縦プレー」からが多いんです。

――強みだと思えるようになったのは?


(ワールドカップ)予選のフィジー戦(2016年)です。1回目(のアタックで)は、(これまでのように)バーンと潰されてしまったんですが、その後(のアタックで)他のスペースが見えたんです。それ以降、1対1でギャップやスペースが見えるようになってきました。

1回チャレンジして、2回目とかにちょっと外目が空いていることに気づいて、その空いているスペースに自分が走り込んむようにしました。ゲーム中に、SO(スタンド)に「ボールを振って」というリクエストをするようになりました。それまでは「縦プレー」が得意ということはなかったんです。どちらかというと「ボールをもって自分のスピードで走る」ことの方が得意としていましたが、変わりました。


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