9月14日、女子セブンズ日本代表が南アフリカで開催されたワールドカップセブンズを終え帰国。オンラインで会見した。大会を9位で終えたサクラセブンズ。「ベスト8の壁」は高いことも痛感しつつ、それは超えられない壁ではないことも感じた。アジアシリーズ、ワールドシリーズ、そして2024年のパリ五輪へ向け、8強入りを目指す挑戦が再びはじまろうとしている。
オンライン会見は鈴木貴士HCのコメントで始まった。
「チャレンジャーシリーズからワールドカップに向けて短い日数の中で、コンディションの部分や、体と心の切り替えの部分が非常に難しかったと思います。ベスト8を目標に最初のフィジー戦では入りを意識して準備してきましたけども、現段階では、ちょっとベスト8の壁は少し高かったかなっていう部分は感じてます。
ただ、全く手の届かないところにあるわけではなくて、本当に目の前にベスト8があるということをこの大会を通じて感じました。
初戦、フィジーに負けた後に、選手たちが気持ちを切らさずに最後までしっかりと戦い抜いてくれたことを本当に誇りに思いますし、嬉しく思います。今回のこの結果を受けて、次の10月から、アジアシリーズとワールドシーズン向けてまたしっかりと準備をしていきたいと思います」
続いて平野優芽キャプテン
「今回のワールドカップはベスト8を目標にやってきましたが、そこの目標は達成することができずに、そこはすごく選手全員悔しい気持ちはあるんですけれども、その後、9位という結果を残すことができて、チャレンジャーシリーズに続き、勝って終われたことはすごく良かったと思ってます。
ベスト8というのはまだ私達にとっては少し高い壁かもしれないですが、またこれからワールドシリーズに参加するチャンスも自分たちで獲得できましたし、ワールドシリーズでまたベスト8という大きな壁を乗り越えられるようにみんなで頑張っていきたいなと思っています」