19日、女子セブンズ日本代表は、パリオリンピックのアジア予選で優勝を果たし見事出場枠を獲得した。東京五輪で12位という結果からチームを立て直し、自らも選手としてピッチにたつ中村知春選手に試合後話を聞いた。ここまで紆余曲折あった中で「もう過去のことは全部しまってここからオリンピックのメダル、それだけを見ようという感じ」と話した。
中村知春「ほっとした」
ほっとしました。本当に皆さんありがとうございました。(勝ち切れたのは)本当に強みが出たというところかなと思います。準決勝までみんな固く戦っていたので、ミスをしないようにとか、安全にいった戦い方になったと思うんですけど、本当に平野(優芽キャプテン)が試合前に言ってくれた挑戦者だから、チャレンジャーだからというところを大谷(芽生)を筆頭に非常に見せてくれたところがうまくいった要因かなと思います。
(試合後のハドルでは?)ちょっと嬉しすぎて覚えていないですけど。(北九州では)1勝もできなかったのでその点は不安もあったんですけど、これでいい思い出にみんなのおかけで塗り替えられたかなと。(声援は)良く聞こえていて、少しクスッとしてしまうところもありました笑。
(パリ行きの切符を掴んだことについて)本当にいろんなことを経験してきたので、なんか本当にもうこれで何か第1章、第2章みたいな感じですね。東京からここまでは自分の中では続いていて、立て直して、立て直せたなというのが、入替戦のときもおもったんですけど、なんかもう過去のことは全部しまって、ここからオリンピックのメダルに向けてそれだけを見ようという感じですね。