9日、7人制ラグビー日本代表こと、サクラセブンズが練習後取材に応じた。2011年日本代表入りし、13年間女子セブンズを支えてきた中村知春(ナナイロプリズム福岡)は、リオに続き2大会目のオリンピック出場を目指す。今シーズン、サクラセブンズはコアチーム入りし、ワールドシリーズに参戦してきているが、ここまで3戦を終え全体の10位。中村はチーム現状とパリオリンピックに対して「個人的に、今回のシリーズ順位が必然的にオリンピック順位と同じだろうなと思う冷静な自分がいる」と心境を語った。
――ここまでのワールドシリーズを戦ってみて
3大会が終わって順位が下がってきているので、みんなでしっかりもう1回基本的なところを振り返るとともに、コーチ陣からもミーティングで「トライを取りきる質」というところを話に出してもらっています。何か新しいことをやるというよりは、質にこだわっています。
――メンバーを変更している影響は?
最初の2シリーズはそうですね、みんなに経験させるというところでという説明はありました。ただ、全然余裕をもてるるような順位ではないというか、立ち位置ではないと私は思っています。プールのくじ運とか、そういったものを含めて総合8位というのは奇跡みたいなもので。実力としてはまだまだ全然だと思っています。どういうふうに舵を切るかは重要なタイミングなんじゃないかな。
――これからの3大会は勝ちにこだわっていく
ここまでは新しいメンバー含めてチャレンジはしたんじゃないかなと。全然結果が出ていないというところはありますが。