サクラセブンズ・チャレンジャーシリーズ2022・チリ大会で順調に準決勝進出 | ラグビージャパン365

サクラセブンズ・チャレンジャーシリーズ2022・チリ大会で順調に準決勝進出

2022/08/14

文●大友信彦


南米チリで行われているワールドセブンズチャレンジャーシリーズに出場しているサクラセブンズこと女子7人制日本代表が、大会2日間を順調に勝ち進み、4強進出を決めた。

日本 44-5 メキシコ

大竹風美子_メキシコ戦

大竹風美子_メキシコ戦


サクラセブンズは初戦のメキシコ戦、大竹風美子のトライで先制。
大黒田裕芽、原わか花、再び大竹がトライを加え24-5で折り返すと、
後半は須田倫代が70m独走、さらに原わか花が3連続トライを加え、44-5で圧勝スタート。

大黒田裕芽(メキシコ戦)

大黒田裕芽(メキシコ戦)


弘津悠・小出深冬(メキシコ戦)

弘津悠・小出深冬(メキシコ戦)

日本 21-12 コロンビア

大竹風美子と中村知春(コロンビア戦)

大竹風美子と中村知春(コロンビア戦)


続くコロンビアには序盤リズムを作れず先制トライを献上。相手キックオフから須田倫代がブレイクして大谷芽生がトライを返すもハーフタイム直前にもう1トライを奪われ7-12のビハインドで折り返す。

梶木真凜(コロンビア戦)

梶木真凜(コロンビア戦)



しかし後半は梶木真凜が50m独走、60m独走の2トライをあげ、ともに須田がコンバージョンも成功。21-12で勝ち2連勝。

原わか花(コロンビア戦)

原わか花(コロンビア戦)



日本 26-5 カザフスタン

須田倫代(カザフスタン戦)

須田倫代(カザフスタン戦)


そして迎えたプールFの最終戦はカザフスタンと2勝同士で対決。
この試合は、初めて先発に起用された須田がキックオフからのシリーズでビッグタックルを決め、ボールを奪うと原わか花が先制トライ。

原わか花(カザフスタン戦)

原わか花(カザフスタン戦)


右隅の難しいコンバージョンを須田が決めると、5分に再び須田のブレイクから大竹風美子がトライを加え、12-0で折り返し。
後半も原、須田がトライを加えカザフスタンに1トライを許したものの26-5で完勝した。

須田倫代(カザフスタン戦)

須田倫代(カザフスタン戦)



大谷芽生(カザフスタン戦)

大谷芽生(カザフスタン戦)



小出深冬(カザフスタン戦)

小出深冬(カザフスタン戦)



日本はプールFを3戦全勝で1位通過。得失点差は+69。
全体の1位はプールEのポーランド。アルゼンチンを36-5、パプアニューギニアを71-0、ベルギーを36-12で破り、得失点差は+126。
今春、英国にレフリー留学していた桑井亜乃さんも、英国の帰りにラグビーヨーロッパの招待でポーランドでの大会に参加。そのときポーランドの強さを目の当たりにし、日本代表に「ポーランドはサイズがあって速くて強い」と情報を伝えたという。

激戦が予想されたプールDは、初戦でケニアが中国を17-15で撃破。ケニアはそこから南アフリカを31-5、チリを15-5で破り3戦全勝。中国も最終戦で南アフリカを17-7で下し2位。


プール戦全体順位

1) ポーランド 3勝0敗 +126
2) 日本 3勝0敗 +69
3) ケニア 3勝0敗 +38
4) 中国 2勝1敗 +44
5) カザフスタン 2勝1敗 +15
6) アルゼンチン 2勝1敗 +1
7) ベルギー 1勝2敗 +12
8) コロンビア 1勝2敗 -5
9) 南アフリカ 1勝2敗 -24
10) チリ 0勝3敗 -56
11) メキシコ 0勝3敗 -77
12) パプアニューギニア -139

日本 31-0 ベルギー

原わか花(ベルギー戦)

原わか花(ベルギー戦)


そして迎えた準々決勝。全体2位の日本は全体7位のベルギーと対戦。

日本はキックオフで敵陣に入るとディフェンスで圧力をかけ続けて相手ノックオンを誘い、3分に原が今大会7号となる60m独走トライで先制。

平野優芽(ベルギー戦)

平野優芽(ベルギー戦)


6分には須田倫代のタックルでボールを奪うと、大竹風美子が2人のタックルをハンドオフで外してトライ。12-0とリードして折り返すと、後半も須田倫代が2トライ、終了直前には途中出場の最年少18歳、水谷咲良がトライ。大黒田裕芽がコンバージョンを決め、31-0で快勝。順調に4強に進んだ。

中村知春(ベルギー戦)

中村知春(ベルギー戦)



準々決勝4試合の結果は以下の通り。
中国 21-7 カザフスタン
ケニア 24-7 アルゼンチン
日本 31-0 ベルギー
ポーランド 36-0 コロンビア

準決勝は日本vケニア、ポーランドv中国の組み合わせとなった。

ケニアの⑧ジャネット・オケロは三重パールズでプレーし、今季の太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ鈴鹿大会と弘前大会でトライ王を獲得したトライゲッター。この大会でも質の高いパフォーマンスを見せている注目かつ要警戒の選手。反対側の準決勝のポーランド対中国も注目の試合になる。

日本のここまでの得点者内訳は以下の通り。
須田倫代:36点(4T8C)
原わか花:35点(7T)
大竹風美子:20点(4T)
大黒田裕芽:11点(1T3C)
梶木真凜:10点(2T)
大谷芽生:5点(1T)
水谷咲良:5点(1T)
何はともあれ、ワールドシリーズコアチーム昇格まであと2勝。
サクラセブンズの奮闘を期待して、地球の反対側へ応援を届けよう!

大友信彦
(おおとものぶひこ)

1962年宮城県気仙沼市生まれ。気仙沼高校から早稲田大学第二文学部卒業。1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』(文藝春秋)で活動。’87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

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