10月にニュージーランドで開催されるワールドカップを控えた女子15人制ラグビー日本代表(世界ランキング12位)は4月18日(月)~5月13日(金)にオーストラリア遠征を敢行する。5月1日(日)にフィジー代表(21位)、6日(金)にオーストラリアン・バーバリアンズ、10日(火)にオーストラリア代表(5位)と対戦する。
日本代表とオーストラリア代表は、2019年7月に2試合対戦しており、第1戦は5-34、第2戦は3-46で敗れている。またフィジー代表とは2016年12月に2017年ワールドカップのアジア予選で対戦し55-0で勝利している。
遠征に先立ち、4月15日(金)オーストラリアに遠征に参加する女子日本代表37名が発表され、レスリー・マッケンジーHC(ヘッドコーチ)がオンラインで取材に応じた。
選手たちを海外の生活に慣れさせ、ハイレベルの試合を目指す。これまでと変わらない。
――37名中ノンキャップが10人。若い選手を多く選びました
ワールドカップまで強度の高い準備ができる機会が少ないので、準備のために(若い選手を)連れていきます。ワールドカップ本戦で(戦うには)体力を使うので、強度の高い準備ができるので、自分から挙手できる選手を連れていきたいと思った。誰が立候補してくれるか静岡(の合宿)で理解できたので、若い選手を連れていくことにワクワクしています。
――今回の遠征で見たいことは?
次のツアーでは3戦行い、2試合がテストマッチです。まずは勝つことに注力にしたい。(昨年)11月の欧州遠征は悔しいとか後悔という言葉を使うつもりはなくて、そこの経験から学び、前進しているのでハッピーだと思っています。日本では経験できないレベルの3試合を行い、選手を海外の生活に慣れさせ、海外でのハイレベルの試合を目指していることはまったく変わらず、前から目指していることと同じです。