ウルグアイ戦との第1戦に勝利した日本代表。試合直前に立川理道がSOとしてメンバー変更が発表された。当初予定していた小野晃征が体調不良のため急遽、合宿先の宮崎から招集された。そんな中、立川は自らがボールキャリアとして攻撃の起点をつくり、久々に先発したCTB田村優との連携から大きくゲインラインをブレイクする場面を演出した。
「PNCで勝てなかった事でチームに危機感が生まれた」
全体的に見て、ボールキャリアは悪くなかった。ただボールグリップがなかなか上手くいかなかった。ボールキープをしていれば、最後まで崩せたと思いますが、ミスでできなかった。ただすぐに修正できると思います。
昨日の午後、(宮崎で)ノンメンバーの選手と練習していた時に(小野)晃征さんが本調子でないから、福岡にバックアップメンバーとして来てくれないかと言われて向かいました。ポジティブに考えれば、しんどい状況の中で良い経験ができたかなと思います。
PNCで勝てなかったことがチームに危機感が生まれました。世界選抜戦、サニックス戦とフィジカルに戦えるようになった。今日の試合は良い試合ではなかったですが、勝ったことは自信をもっていいと思います。でもこの勝ちでみんな満足していない。良かったところは残して、次も試合があるので、より良いラグビーがしたい。
来週はW杯に向けて国内最後の試合なので、勢いをつける試合がしたいし、ファンの方もそれを臨んでいると思う。簡単なミスをなくして、ジャパンらしいラグビーがしたい。特にアタックで仕留めきれなかったので、トライを取りきるところは意識したいですね。