19日、ラグビー日本代表はラグビーワールドカップ初戦となるロシア代表戦にむけた前日練習を東京スタジアムで行った。練習後、トニー・ブラウンアタックコーチ、SH流大、HO堀江翔太が記者会見に応じた。
「チームにエナジーを。夢の舞台。しっかり楽しむ」流大
すごく責任を感じています。開幕戦に出場する、チームの期待 日本の皆さんの期待 当日は僕も緊張すると思いますが、より多くの選手とコミュニケーションをとって選手同士をつないでいきたい。ゲームをコントロールしていきたい。
――いろいろな期待があり、自国開催ということについて
ワクワクしてエキサイトしています。日本でワールドカップの開催が決まってから常にここを目標として努力をしてきました。早くプレーがしたいです。
――勝利をするために必要なSHの役割について
まずは一週間準備してきたプランをスマートにやり続けること、遂行することが9番に求められていることだろうと思います。もう一つは、ロシアに対してはスローペースではなく速い展開にしていきたい。コミュニケーションの部分で人と人をつないでいくこと、プレーが止まってしまっている場合でもみんなのプレーがうまくいくようにするのが役割だと思っています。
――明日開幕戦を戦う東京スタジアムの雰囲気をどう感じましたか?
本当に最高の舞台だと思っています。グラウンドの芝生もよかったしスタンドの雰囲気も素晴らしかったです。明日、ナイターになればまた違った雰囲気になるかもしれませんが。ファンの方も多くいらっしゃっていると思いますし、今日も多くのメディアの方がいらっしゃって、注目されている中での試合だと思います。緊張しますけど、夢の舞台なのでしっかり楽しんで、自信をもって臨みたいと思います。
――PNCでは先発が1試合だけでした。自分に求められている役割は
初めてのワールドカップですけど、ここまでリーダーとしてチームをまとめてきました。どうしたらチームがうまくいくのか考えてきました。みんなにエナジーを与えることと、コミュニケーションをとりつづけること、あとはプレーで引っ張っていくことをやっていきたい。
――一次リーグ突破するためにボーナスポイント(BP)も意識しなければならないです。ジョセフHCは「開幕戦は勝機が見えてきたらBPを考えると言われていましたが。
ジェイミーと一緒です。まずは目の前の試合に集中して勝利すること。ただ、BPが大事だということは今週のミーティングでも話がありました。そこはリーダー陣が念頭に置いてプレーしなければならないと思っています。開幕戦の(相手)ロシアは非常に力がありますし、プレッシャーのかかった中での試合になるのでどうなるかわからないのでうまく柔軟に対応していきたい。
――ロシアはスローなゲーム展開にしてフィジカルバトルにしたいと思っている。そういう中でどんなプレーをしていきたいか
スペースにボールを運ぶこと。パスになるのかランになるのか、キックになるのかはその時の状況によりますが。とにかくスペースにボールを運ぶことをし続ければ日本のラグビーができると思います。11月もそうでしたけどフィジカルやブレイクダウンでプレッシャーを受けるとロシアのラグビー。そうさせないようスマートに戦っていきたい。