2024年4月27日、埼玉ワイルドナイツの堀江翔太が、本拠地熊谷ラグビー場での今季最終戦に先発フッカー、ゲームキャプテンとして出場。すでに今期限りでの引退を表明している堀江にとって熊谷でのラストマッチで60分まで出場、スクラム、ブレイクダウンでは先頭で身体を張ったと思えばSOの位置に入り、長短のパス、得意のノールックパスやキックパスでアタックを統率、ディフェンスに回ればタックル、ジャッカル、さらにキックを蹴られた場面での自陣への「激戻り」など衰え知らずのパフォーマンスをみせ、昨季第14節のブラックラムズ戦(熊谷)以来となるプレーヤーオブザマッチも受賞した。


この試合は堀江にとって、チームのカウントによる公式戦200キャップ(トップリーグ、リーグワンの公式戦のほか、プレーオフや日本選手権などもあわせた数字)達成という節目の試合。ゲームキャプテンも務めた堀江は、入場時も先頭でピッチへ入場。今季ホストゲーム5度目の1万人を突破した観衆から大きな拍手を浴びてホーム最終戦へと飛び出した。




試合では前半26分、相手陣に攻め込んだラックからSOの位置で(!)ボールを受けると、身体を左に向けながら右足のアウトサイドでゴール前へグラバーキックを蹴りWTB竹山を走らせる。この場面は相手WTB髙野がよく反応したが堀江はその密集にいち早く駆けつけてターンオーバー。


その3分後には相手ゴール前に攻め込んだ場面のPKから相手がロングキックを蹴ると、いち早く反応して全速力で戻り、24歳の相手SH河村と競り合いながらボールを確保。僅かにボールはこぼれノックオンになったものの相手のトライを阻止する激走だった。

前半10分、ペレスの先制トライ
試合は前半10分にワイルドナイツがPRダニエル・ペレスのトライで先制。12分にもSH内田のカウンターアタックからWTB長田智希が左隅に飛び込むが、直前にスローフォワードがあったとしてトライがキャンセル。難を逃れたライナーズはここから好ディフェンスでワイルドナイツのトライを阻止。前半終了間際にはワイルドナイツの福井翔大が自陣ゴール前からビッグゲイン、FB山沢京平がゴールに迫るがライナーズFL菅原がバッキングアップに戻って猛タックルを見舞い惜しくもタッチ。7-5の僅差で前半を終えた。

ハーフタイム直前、独走した福井を止めるライナーズディフェンス

ハーフタイム直前、ゴール前に迫った山沢をライナーズFL菅原がタッチへ押し出しトライセーブ

テンポよくパスをさばいたライナーズSH河村
後半に入るとワイルドナイツが地力をみせ、4分にWTB竹山のピックからFB山沢京平がトライ。59分には15フェイズを重ねてLOハアンガナがトライ。21-5までリードを広げるが、一方のライナーズも62分にWTB髙野漣、66分には途中出場でリーグワンデビューとなったWTB江川剛人がトライ。21-17の4点差に迫る。

44分、山沢京平がトライ

59分、ハアンガナがトライ

66分、ライナーズ新加入の江川がトライ。吹田RSのみならず千里新田小-南千里中を通じての先輩・堀江の引退試合がデビュー戦となった

堀江より1年先輩、39歳のライナーズLO松岡も奮闘

84分、ライナーズのタンギマナが意地のトライを返す