9月5日(日本時間6日)、イングランド・グロスターにあるキングスホルムスタジアムで日本代表対グルジア代表のテストマッチが行われた。日本代表にとっては、ワールドカップ直前最後のテストマッチ。「グルジア戦でフィジカルは90%まで成長させる」(エディー・ジョーンズHC)昨年のテストマッチでは、スクラムで優位に立たれ24−35で敗れているジョージア相手にどこまでジャパンの成長を見せられたのだろうか。
試合は、キックオフからSH田中史朗から供給されるボールに対し、CTBクレイグ・ウィング、CTBマレ・サウを中心に何度となくラインをブレイク。ここまであまり見られなかった「アタックのリズム」が随所に見られた。
しかし、フェーズを重ねるもジョージアのディフェンスを前にトライを奪うことはできず前半は五郎丸のPG2本にとどまった。
後半、ジョージアの猛攻から幾度となくピンチを迎えるが粘り強いディフェンスでトライを許さない。77分、相手との接触で脳しんとうを起こしたNO8ホラニ龍コリニアシに代わり出場したアマナキ・レレィ・マフィがモールで押し込んだボールをインゴールへグラウディング。五郎丸のコンバージョンも決まって13−10とし見事な逆転勝利を果たした。