22日、ラグビー日本代表は「リポビタンDチャレンジカップ2024」イングランド代表と対戦し、17-52とエディジャパンの初陣は大敗に終わった。点差こそ開いたが、収穫もあった。その一つは新しいフロントローがイングランド相手に互角に戦えたことだった。先発したPR茂原隆由(静岡ブルーレヴズ)、HO原田衛(東芝ブレイブルーパス東京)、PR竹内柊平(浦安D-Rocks)の3選手のトータルキャップ数はわずか3。対する、イングランドは207。圧倒的な経験値の差がある相手に対して、自信につながるスクラムを組めた要因は一体なにか。
茂原、原田、竹内3選手に試合後話を聞いた。
PR茂原隆由
初めてのスクラムで勝てたので、いけると思ってそこでプレッシャーかけようと思っていました。(反則を取られたシーンは)前半もそうですけど、スクラムを組んだ感じとしてはすごくいいスクラムが組めたので、全然負けていないなという気持ちが強かったです。
相手のいやらしさはちょっと感じましたけどそこに対応できたと思います。あとは一貫性のところで、60分、80分同じスクラムを組み続けることにフォーカスしてやっていかなきゃいけないかなと思います。
――対面がダン・コールでしたね。
はい。僕も(原田)衛も竹内さんも初キャップ(*実際、竹内は4キャップ目)ということで、経験値には浅い3人だったんですけど、でもそこでまとまろうということで合わせてきたのでそこはいい収穫だったかなと感じました。