茂原隆由・竹内柊平、エディージャパンの若きフロントローが世界トップに勝つために必要なこととは | ラグビージャパン365

茂原隆由・竹内柊平、エディージャパンの若きフロントローが世界トップに勝つために必要なこととは

2024/10/19

文●編集部


現在宮崎合宿を行っている、エディージャパンことラグビー日本代表。今回再招集にあたり、FW、BKユニットに分かれて合宿をおこなった。FWは関東で横浜イーグルス、浦安D-Rocksとの合同練習を行い、セットピースの確認を行った。

関東合宿を終え、エディージャパンの若きフロントロー、PR竹内柊平(浦安D-Rocks)とPR茂原隆由(静岡ブルーレヴズ)の二人が取材に応じた。

竹内柊平

丸坊主にした竹内柊平

丸坊主にした竹内柊平


――髪型について(丸坊主になりましたが)


別に何かしたわけではなくて、ちょっと気合いれて切りました。実はやりたかった髪型があったんですが、ちょっと失敗しちゃって。。。また剃りました。


――自分のチームと日本代表で練習するのは?


なんかすごい違和感というか、自分のグラウンドにバスできて、D-Rocksの掛け声を聞いて・・・。本当にめちゃくちゃ新鮮な気持ちでしたし、この日にむけてワクワクしていました。自分にとってもすごくいい結果が得られたかなと思います。

いつも切磋琢磨している相手だからこそ、端から見て自分個人の足りないところも、チーム・ジャパンの強みもD-Rocksの強みもわかったし、自分にとってはすごく充実した時間でした。

浦安D-Rocksのメンバー

浦安D-Rocksのメンバー


――最初はスクラムでやられてしまった場面もありました


向こうは僕がいるせいからか今日にむけてすごくフォーカスしていたんで、ちょっと圧をうけたかなというのはあるんですけど、最後の方は修正できていいスクラムが組めたかなとはおもいます。ただ、最初からいいスクラムを組めておかないと、次の相手はニュージーランドなんで。入りからファーストパンチを打たないと絶対に勝てない相手だからそこは課題ですね。

メンタルのスイッチが入っていないとそういうことになるので、ただそれは何の言い訳にもならないですし、他の国がそれで手を緩めてくれるということは絶対にないので自分たちがあげていかないといけないことですし、エナジーの部分は自分が任されているので、もっとチームを率先してプラスのエナジーを与えていきたいですね。

――エナジー担当というのは正式にそう任命された?


自分でも、これ(エナジーを与えること)が役割かなといったら、コーチ陣も「TKが持ってきてくれるエナジーはすごくいいものがあると言ってもらえています。ボールキャリーというところでもチームを盛り上げることができると思っていので、声だけじゃなくて剥がしいセットプレー、スクラム、モール、そしてコンタクトのところで役割をはたしていきたい。


――ニュージーランドのスクラムに対して


低さだと思います。そこは僕らもプライドを持っていますし、やりたいことをつらぬいていきたい。自分たちがやってきたことへの自信を持つことが大事だと思います。自分たちを見て自分たちを信じる。やってきたことへの自信を持つことが必要。セットプレーでは、キヤノンとD-Rocksとやって自分の自信となり得る部分は見せれたかなと思います。相手を見ちゃうと世界的に強い相手ですし圧倒されてしまうと思うんですけど、春からやり続けている超速を信じて、セットプレーも速く、強くやっていきたい。

オペティ・ヘル

オペティ・ヘル

――オペティについて


めちゃくちゃ楽しいですよ。フィジカルの部分では自分の何倍ももっていますし、それに対して自分は今までジャパンでやってきたスキルの部分だとか、トークの部分で切磋琢磨して為房もいて、3人でいい競争ができれば若くて強いジャパンのフロントローというのができるかなと思っています。

オーウェン・フランクスコーチ

オーウェン・フランクスコーチ


――オーウェン・フランクスについて


オーウェンのスクラムが「オールブラックスのスクラム」だと言えるくらいだと思っています。オーウェンもすごく楽しみにしていますし、オーウェンも僕らも勝つビジョンは見えています。イタリア戦の前に実際スクラムに入ったんですけども、めちゃくちゃ強かったですね。(笑)

茂原隆由

――PNCの後半はセレクションで出れなかった?


そうですね。自分の足らないところ、スクラムとディフェンスのところが課題でした。


――今はどんなところに取り組んでいますか


同じです。スクラムと1v1のディフェンスのところです。


――この3日間でスクラムでの収穫は?


個人的には全然うまくいかなくて。外にどうしても流れてしまっていたんです。今日は坂手さんのアドバイスをもらって、まとまったスクラムを組めたかなと思います。変な癖がついちゃって、そこを直していました。


茂原隆由

茂原隆由


――今回リーグワンのチームと合同練習できたことは?


リーグワンでディビジョン1のチームといろいろなタイプのスクラムを組めて、経験値を積めたと思います。オールブラックス戦にむけてプラスになりました。オールブラックスは重たさもあるので、それに対して僕らがやっているのは低く、相手とのギャップを詰めるというところにフォーカスしてやっています。

スクラムを崩されるとそこからやりたいことをやらせてしまうと思うので、スクラムで止めればパスを回してくると思うのでそうさせるのが僕達のプランですね。


――チームに戻ってからは?


3週間レヴズでスクラムを組んだのですが、ジャパンの感覚になってしまって、去年どうしてたっけなあと振り返ることもありました。


――やっぱりレヴズで組む場合とジャパンでは違う?


違いますね。HOのコントロールも違いますし、3番がどう組んでくるかというのも違うので。

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