7人制男子日本代表・副島亀里ララボウラティアナラ「家族が背中を押してくれている」 | ラグビージャパン365

7人制男子日本代表・副島亀里ララボウラティアナラ「家族が背中を押してくれている」

2020/10/10

文●編集部


10月8日(木)から10月16日(金)まで、来年の東京五輪に向けて男子SDS(セブンズ・デベロップメント・スコッド)20名ほどが鹿児島で合宿を行っている。10月9日(金)、その中から、リオ五輪にも出場した37歳のベテラン・副島亀里ララボウラティアナラ選手がオンラインで報道陣に対応した。

――コロナ禍で、難しかったことやフラストレーションがたまったことは?


正直な話、東京五輪が(開催の)3ヶ月前に延期になった。1年伸びたのは結構、長い。延期になったときにあきらめようかよぎったが、ここまでやってきたことを考えて体が許せばやろうと思った。あとは日本開催ということで、母国での開催がモチベーションにつながった。


――東京五輪は38歳で迎えます。年齢はパフォーマンスに影響している?


特別、何かやっているのは正直なく、ガッツと強い意志が挙げられる。リオ五輪のときも最年長だったと思いますが、次はないかなと思っていたんですが、その後、長期的な目標で東京五輪があって、それに向けて自分の目標を立てていって、どれだけ体がいけるか見ていたら、今のところ体がついてきている。あとは東京で日本の代表で舞台にたちたいという思いです。

――リオ五輪組の福岡堅樹や桑水流裕策らがセブンズチームから去ったが、不安にならなかったのでしょうか?


もちろん(不安は)ありますが、個々に理由がある。そこに関しては理解ができるし、チームに関しては戦力が失われることはあるが、今のチームで結果が出せるように一丸になってやっている。


――東京五輪が1年延期になり、フィジーの友人や家族からどんな声が届いていますか? またそれがモチベーションになっていますか?


フィジーにいる家族が自分の最大のモチベーションになっている。フィジーの人はラグビーが大好きで、選手がどういった気持ちでいようがラグビーが大好きで、もう1年踏ん張らないといけないことはわかっていないと思うが、応援してくれていると思う。(応援が)背中を押している。延期は関係ない。(応援が)モチベーションになっている。間違いない。

――日本の家族も東京五輪に向けてモチベーションになっているのでは?


間違いないです!(家族は)最大のサポーターですし、最大のモチベーションになります。背中を押してくれたのは家族で、どれだけつらいかは関係ないので、「がんばれ、がんばれ!」と言ってくれます。毎回、なんでこんなきついことをやるのかと思うが、それは家族のためです。


セブンズ日本代表のカルチャーは『チーム最優先』

――新しい選手も加わっている、今のチームの長所は?


若い選手たちが入ってきて不安や問題はなくて、コーチやスタッフが素晴らしい仕事をして、新しい選手がすぐに慣れるように、チームの理念やカルチャーを落とし込んでくれるので問題なくやれている。(セブンズ日本代表の理念やカルチャーは)チーム最優先ということ。そして一つの家族として練習でもなんでも臨むということですね。


――東京五輪組織委員会がコロナ対策、ロッカーで大声出したり、歌を歌ったりするのを規制しようという動きがありますが、歌はチームのモチベーションを高めるためには重要では? 


そうなるとたぶん代替案を何か考えないといえない。試合前にチームソングを歌うことはすごくモチベーションになっている。

――リオ五輪では4位でしたが、東京でメダルを取るには?


ゲームのあらゆる面を磨いて、アタックもディフェンスも含まれているが、プラス、あきらめない気持ち、目標を達成する信念(が必要)。今のところみんな正しい方向で調整できているし練習できていると思います。


――東京五輪でメダルを取るにはフィジーのような強豪にも勝たないといけない。フィジーと対戦したらどう思う?


フィジーに関しては昔、ジャパンセブンズで対戦したことがあるので、初めてのことではないので、不安に思うことはない。もし対戦することになったら、自分たちにフォーカスして勝ちにいくだけです。来年の(東京五輪の)舞台で、フィジーと対戦することになったらアドバンテージになる。自分たちがホームということで全力を出せるし、相手がフィジーなら失うものないと思うので、あきらめない気持ちで、みんなでいけます。

――現在の日本代表スコッドにはフィジー出身選手が増えています。


(自分だけでなく)他のフィジー出身選手も日本代表に選ばれた時点で、覚悟を決めているし、全力でやっている。だから自分から言うことはないです。フィジー出身選手は(日本人選手と比べて)身長が高くてハイボールのコンテストが強く、相手のディフェンスに対して、足の速い日本人選手にスペースを作ることができます。


――4年前の自分と比べて、どういうところが伸びたと思いますか?


おそらく、あらゆる面で伸びたと思いますが、まだまだもっと伸ばさないといけないところがあると思い、毎日取り組んでいる。よくなっているのは、年を取っても足が速くなっていることでしょうか? コーチに聞くといい答えが返ってくると思います。

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