JAPANXVマオリ・オールブラックス第2戦メンバー発表!髙橋汰地が先発。ジョージア、イタリア戦前の強化試合。エディージャパンはどんな戦いを見せるか | ラグビージャパン365

JAPANXVマオリ・オールブラックス第2戦メンバー発表!髙橋汰地が先発。ジョージア、イタリア戦前の強化試合。エディージャパンはどんな戦いを見せるか

2024/07/04

文●編集部


6日に豊田スタジアムで行われる「リポビタンDチャレンジカップ2024」JAPANXV vs マオリ・オールブラックスの試合登録メンバーが発表された。

第1戦との違いは登録23名中、FWの先発メンバーは変更なし。BKはSH齋藤直人が先発s。小山大輝がリザーブに回った。WTBに髙橋汰地(トヨタヴェルブリッツ)が入った。リザーブではPR竹内柊平、FLティエナン・コストリーが入り、先日招集されたCTB立川理道(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)が入った。

2022年6月のウルグアイ戦に出場した立川理道

2022年6月のウルグアイ戦に出場した立川理道



ジョージア戦、イタリア戦前の重要な強化試合でどんな戦いを見せるのか大注目だ。


JAPANXV 試合登録メンバー

( )内は所属/キャップ数
☆:2023年ワールドカップスコッド ※:菅平合宿参加メンバー ◎:バックアップメンバーなどから招集
PR三浦昌悟(トヨタヴェルブリッツ/10)※
HO原田衛(東芝ブレイブルーパス東京/1)共同主将
PR為房慶次朗(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/1)※
LO桑野詠真(静岡ブルーレヴズ/0)※
LO小瀧尚弘(神戸スティーラーズ/11)※
FL下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス/5)☆
FL山本 凱(東京サントリーサンゴリアス/1)
NO8サウマキ アマナキ(コベルコ神戸スティーラーズ/4)☆
SH齋藤直人(元・東京サントリーサンゴリアス/20)☆ 共同主将
SO山沢拓也(埼玉パナソニックワイルドナイツ/7)
WTB 根塚洸雅(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/2)※
CTB サミソニ・トゥア(浦安D-Rocks/1)
CTB 長田智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ/8)☆
WTB髙橋汰地(トヨタヴェルブリッツ/1キャップ)※
FB矢崎由高(早稲田大学2年/1)

宮崎合宿・髙橋汰地

宮崎合宿・髙橋汰地



控え


HO佐藤健次(早稲田大学4年/0)※
PR岡部崇人(横浜キヤノンイーグルス/0)
PR竹内柊平(浦安D-Rocks/4キャップ)
LOサナイラ・ワクァ(花園近鉄ライナーズ/3)
FLティエナン・コストリー(コベルコ神戸スティーラーズ/1)※
SH小山大輝(埼玉パナソニックワイルドナイツ/0)
CTB立川理道(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/)
CTB ニコラス・マクカラン(元・ブレイブルーパス東京/0)


エディー・ジョーンズHC

土曜日に良い勝利を収めたいのは言うまでもありません。 素晴らしい準備ができたし、若い選手たちの成長ぶりには本当に感心しています。 非常に気迫のこもったチャレンジングなマオリオールブラックス相手に選手たちに国際的な経験を積ませるまたとない機会ですからね。土曜日に豊田スタジアムに足を運んでくださるファンの皆さんは、きっとこの試合に感動してくださると思います。自分たちの力を発揮します。最初からハードで速いプレーをしたい 。1試合は日本代表、次の試合はJAPAN XVして戦ってきました。でも積極的に、より長い時間、より良いプレーができるようになったし、私たちにとっての課題は、その進歩を継続させること。 だから、土曜日を楽しみにしています。

――メンバーはあまり変わらない。出場する選手たちの経験値をあげたいからなのか。


ええ、若い選手にチャンスを与えることはとても重要です。 でも、日本代表に出る選手も何人かいます。多くはまだ代表でのキャリアが始まったばかりか、リーグワンレベルではあまり試合に出場していない選手です。

ですから、この2試合は、HO原田のような国際的なキャリアをスタートさせたばかりの選手や、サンゴリアスであまり出場機会のなかったSH齋藤のような選手に試合での実践経験をさせるために使いました。

だから、そういう選手たちに試合に出てもらうというのは、ある種の目的なんです。 でも、先週の土曜の夜の試合の最後には、大学生が5人(※大学を卒業したばかりの為房も含む)プレーしていたと思います。 だから、そういう選手たちにとっては、すごくいい勉強になる。

ポジションは10番・12番両方

――立川理道選手に期待することは


立川は若い選手にとっては非常に良いロールモデルになると考えています。立川は2015年の経験から言うと、とてもプロフェッショナルで真面目な選手でした。スピアーズでも優勝しましたし、非常によくやっていると思います。ですから、若い選手に彼の経験を学ばせることができるでしょう。また、ジェネレーションギャップがあるのもいいことです。先日、バックスとの夕食会があり、彼らが話していたおもちゃのことは覚えていないけど、矢崎は聞いたこともないといっていました。だから先輩がいることで、後輩たちはいいお手本になる。


――立川選手のポジションはCTB?


両方ね。10番と12番。それでより多くのポジションを試すことができるので、それが自分たちの望むプレーの形になるかを見極めます。日本代表、JAPAN XVと2試合やってきて、(SOには)私たちには、李、山沢、松田、そして立川という選択肢を持つことができています。これは私たちが築きたいと考えているスコッドの層の厚さになります。今、SOというポジションに対して4つのオプションがあります。さらに後2試合で、各ポジションに厚みを持たせることで、選択肢を増やし、各選手のベストを引き出すために重要な、本当に強力なセレクション争いをしようとしている。


――この試合の後は、ジョージア代表、イタリア代表とのテストマッチが控えます。マオリ2試合目でクリアしておきたい点、自信をつけておきたいところはあるか。


JAPAN XVの試合は、若いタレントの成長を促すための試合です。 もちろん試合に勝ちたいとは思いますが、日本のラグビーのタレントを伸ばすためのものであり、ベテランの選手と若い選手が一緒にプレーすることができる、日本のラグビーの重要な部分なのです。 今週は日本代表のスコッドも活動しています。JAPAN XVと異なるスコッドだから、イングランド代表との初戦に出場し、先週いなかった選手たちは、JAPAN XVとは別のトレーニングを受けています。

同時に、超速ラグビーという自分たちの強みを活かしたラグビーをどちらもしようとしています。それには相手よりも集団的に速くなる能力が必要です。だから、特にアタックの部分でまとまりを持たせるように努力してきました。 先週はマオリオールブラックス相手に対してゴールラインディフェンスで残念な部分がありました。だから、そのエリアも少し修正しました。だから、特に技術的には攻撃において集団的に連携をとって攻めることと、それからゴールラインディフェンスの速さ。土曜日の試合では、それを見せつけたいと思います。


――マオリの1試合目はモールに固執したことについて


私たちはこのJAPAN XVの試合を、戦術的に検証し何がうまくいき、何がうまくいかないかを見極めるために使っています。だから、この前の試合では特にセットプレーを支配すること、そしてどれだけセットプレーを支配できるかを試したかった。

スクラムでは本当にうまくやれています。 しかし、残念ながらモールでアドバンテージを得ることができませんでした。今週はこの2つの分野に対して違ったアプローチを取りますが、これは意図的なものです。つまり、いくつかの選手の決断は、世界のトップ4になれるチームを作るという戦略的プランの一部なのです。


――リーチら日本代表のメンバーには、一旦休養を与えたのか


そうです。


原田衛・齋藤直人 共同キャプテン

――立川選手が加わってチームにどんな影響があった?


齋藤 一つはコミュニケーションのところで、ハルさん(立川選手)が今週から合流して、いろいろプレーや戦術がわからない状態だったが、練習に入る前からいろんな選手とコミュニケーションを取って理解しようとしていたところさすがだなと思った。あとはBKユニットのハドルで、僕らリーダーが話すが、抜けているところや、要点をクリアに話してくれる。まだまだ学んでいかないといけないと思いました。

原田 準備のところや適応力というか、プロフェッショナルなところは僕らのロールモデルになると思っています。話していても遜色ないですし、素晴らしい選手だと思います。


――今回の試合のメンバーに入っていないが、今回の宮崎合宿からリーチ マイケルさんとか戻ってきました

 
原田 リーチさんはあまり加わらずに、先週オフだったので、体力だったり自分にフォーカスしていた。(リーダーの一人として)僕らのドライブにはあまり加わっていない。準備の部分だったりで、すごいいいプレッシャーを与えてくれたかなと思います。


「手応えは間違いなくあります」(齋藤)

――1戦目はチャンスを作りながら、得点に結びつけられなかったが決定力のところで意識していることは?


齋藤 手応えは間違いなくあります。自信を持って試合に臨めます。改善したい点は、一つはゴール前のモールだったり、チャンスで取れなかったのは、前回セットプレーにこだわったが、今回はいろんなバリエーションでアタックしたい。もう一つ、連携のところは、本当に、当たり前の話ですが、はやくセットして、具体的に誰がどう動くか、BKを中心にコミュニケーションを取って深めてきた。だから自信を持って試合に臨めます


――先週、ゴール前モールが多かったのはもともと決めていた?


齋藤 はい、あの試合からしっかり学んで、もちろんFWも改善したと思うし、BKとしてもモールが押し切れなかったときどうするかを追求してきた。

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