菅平にセブンズの夏が帰ってきた!第8回全国高校セブンズラグビー大会1日目レポート | ラグビージャパン365

菅平にセブンズの夏が帰ってきた!第8回全国高校セブンズラグビー大会1日目レポート

2021/07/18

文●編集部


17日、長野県・菅平サニアパークにて第8回全国高校7人制ラグビー大会が開催された。昨年は新型コロナ感染防止のため中止となったが今季は無観客で開催。この季節、熱い戦いが菅平に戻ってきた。大会公式プログラムには「今年の菅平はいつもの夏より熱くなる。今年の夏は、昨年の夏も背負っている」と記載されていた。全国の都道府県予選を勝利した47校と前回大会優勝した桐蔭学園を加えた48校が頂点を目指して予選プールを戦った。

1日目の17日は、12のプールに分かれ総当たり戦を行い順位を決めた。プール戦1位が2日目・3日目に行われるカップトーナメントへ進出。同じく2位はプレートトーナメント。3位はボウルトーナメントで戦う。

それでは各プールの戦いを振り返っていく。

プールA:佐賀工が京都成章に劇的な逆転勝利で首位通過。

井上達木(1年)のコンバージョンキックが決まり佐賀工業が逆転!

井上達木(1年)のコンバージョンキックが決まり佐賀工業が逆転!

花園でも上位校である、佐賀工と京都成章が入ったプールA。互いに札幌山の手に勝利し、迎えた直接対決。佐賀工業が試合終了間際に同点のトライを決め、さらに難しい角度のコンバージョンキックを井上達木(1年)が見事に決め、劇的な逆転勝利を収め、佐賀工業がカップトーナメント進出を決めた。

京都成章・大島泰真のトライ

京都成章・大島泰真のトライ

 

プールB:関東大会を制した、國學院栃木が圧巻の16トライ

國學院栃木は攻撃力だけでなく、今シーズン磨きをかけているディフェンスでも強さを見せた

國學院栃木は攻撃力だけでなく、今シーズン磨きをかけているディフェンスでも強さを見せた

今季の関東大会を制した國學院栃木が読谷、若狭東の挑戦を退け、総得点102、失点0と素晴らしいパフォーマンスで首位通過。読谷が28-10で若狭東に勝利し2位。

果敢に挑む若狭東。國栃のディフェンスは厳しかった

果敢に挑む若狭東。國栃のディフェンスは厳しかった

 

プールC:最も接戦だったプール。三つ巴の対決は茗渓学園が朝明との直接対決に勝利し首位通過

茗渓学園対鹿実は互いに譲らない展開に。

茗渓学園対鹿実は互いに譲らない展開に。

今大会の予選プールで最も接戦だったプールC。まずは茗渓学園と鹿児島実業が21-21で引き分け。その後、朝明が鹿児島実業に勝利。勝利した方が首位となる茗渓学園と朝明の直接対決は、47-5で茗渓学園が快勝でカップトーナメント進出を決めた。

朝明にも連敗し2敗となった鹿実はボウルトーナメントへ

朝明にも連敗し2敗となった鹿実はボウルトーナメントへ

 

プールD:前回優勝の桐蔭学園が首位通過。

前回優勝の桐蔭学園が初戦の大分舞鶴戦を26-12で勝利すると近大和歌山の挑戦を退け、首位通過。2位の大分舞鶴は近大和歌山戦では7トライをあげる猛攻で2試合で9トライと攻撃力を見せた。

 

プールE:石見智翠館が滋賀学園との直接対決を制し首位通過

接戦を制し首位となった石見智翠館。

接戦を制し首位となった石見智翠館。

1勝同士で迎えた直接対決。石見智翠館は前半シンビンで1人少ない状況となると、この好機を滋賀学園が活かし、前半を19-12とリードして折り返す。すると後半4分、今度は滋賀学園にシンビンが出て1人少ない状況となる。すると6分、石見智翠館は決勝のトライを決め、22-19と逆転。直接対決を勝利し、カップトーナメント進出を決めた。

練習時間もなかなか確保できなかった磐城だったが、最後まで食い下がった

練習時間もなかなか確保できなかった磐城だったが、最後まで食い下がった

 

プールF:長崎北陽台が仙台育英との点の取り合いを制し首位通過

長崎北陽台は初戦の関商工戦に勝利し、迎えた仙台育英戦。前半はアームレスリングのように互いに2トライずつを決め14-12と仙台育英がリードして後半を迎える。後半1分、仙台育英が先にトライを決め21-12とリードを広げるも、長崎北陽台が3連続トライで突き放し33-21で勝利しカップトーナメント進出を決めた。

仙台育英・ダリエス トマス

仙台育英・ダリエス トマス

 

プールG:尾道が14トライ、82得点で首位通過。

尾道が初戦の富山第一戦を7トライ。さらに山形中央戦も同じく7トライの合計14トライを決め首位通過。2位は山形中央。富山第一戦を43-0と完勝。

 

プールH 東海大相模が首位。初出場の熊本は勝利ならず。

東海大相模は初戦の名古屋戦を42-5で快勝すると、今大会初出場の熊本との戦いも38-10で勝利しカップトーナメント進出。注目の熊本は、2試合で4トライを決め果敢に初勝利をかけ挑んだが2敗でボウルトーナメントでの初勝利にかける。

熊本・畑中愛正(2年)のトライ

熊本・畑中愛正(2年)のトライ

 

プールI:御所実が危なげなく失点7で首位通過。2位には松山聖陵が入る

御所実業が2試合を通じて、1トライしか奪われず完勝でカップトーナメントへ。2位には松山聖陵が入った。深谷との試合では、後半2本のトライで逆転すると、試合終了間際にも試合を決めるトライで接戦を制し、プレートトーナメント進出を決めた。

セブンズ仕様の松山聖陵のユニフォーム

セブンズ仕様の松山聖陵のユニフォーム

 

プールJ:創部3年目で初出場を果たした倉敷が首位通過。

初出場となる倉敷のキャプテン、ラリー・ルーテル(3年)はオークランドからの留学生。初戦の浜松工業戦を43-7で快勝すると、青森山田戦では先制点を許すも前半を12-12の同点で折り返すと、後半5分、鈴木寛大(2年)のトライで26-19と勝利しカップトーナメント進出を決めた。

青森山田はフィリモネサイア(2年)トライで先制するも、後半逆転を許し倉敷に敗れた

青森山田はフィリモネサイア(2年)トライで先制するも、後半逆転を許し倉敷に敗れた

 

プールK:秋田工業が接戦を勝利し首位通過

初戦の日本航空石川を29-12で勝利した秋田工業は、次なる城東との戦いでは前半だけで4トライを決め24-7とリードして前半を折り返す。その勢いを後半も継続し3連続トライで勝負を決めた。2位争いは接戦となった。前半14-14の同点で折り返した後半、日本航空石川が2トライを決め突き放すとこのリードを守りきり26-21で勝利しプレートトーナメント進出を決めた。

 

プールL:今季2冠を狙う東福岡は盤石の戦い。125得点・19トライの猛攻で首位通過。

春の選抜を優勝した東福岡が、地元・岡谷工業、東農大二に格の違いを見せた。今大会の予選プールで最大の125得点をあげてカップトーナメント進出。2位には東農大二。岡谷工業は2試合通じて、1トライに終わった。

東福岡から奪った唯一のトライが東農大二高・瀧澤日々輝(3年)

東福岡から奪った唯一のトライが東農大二高・瀧澤日々輝(3年)

 

プールM:被トライ2で東海大大阪仰星が首位通過。

このプールでも東海大大阪仰星が圧倒的な強さを見せ首位通過。2位には黒沢尻北が坂出第一に47-7で快勝し入った。2試合、2トライで3位となった坂出第一は、ボウルトーナメントでの巻き返しを図る

黒沢尻北・10 粕加屋完汰キャプテン(3年)

黒沢尻北・10 粕加屋完汰キャプテン(3年)

 

プールN:報徳学園が流経大柏を零封し首位通過。

報徳学園は初戦の流経大柏戦で、序盤から先行する展開で流れを引き寄せると試合終了まで相手にペースをつかめさせることなく46-0で快勝した。流経大柏としては、やりたかったラグビーができないまま試合が終わってしまう展開となった。2年生が中心の大津緑洋は2試合とも最後まで食い下がるも3位でボウルトーナメントでの今大会初勝利に挑む。

 

プールO:スキルフルなプレーで高鍋が首位通過。

高鍋が初戦の米子工業戦を54-0と完勝すると、日川戦でも体重105kgながら見事なオフロードを決めた湯浅大心のアシストからつながったトライをはじめ、7トライを決め45-19で勝利しカップトーナメント進出を決めた。

 

プールP:早稲田実業が被トライ1。相手のペースにさせず完勝で首位通過

初戦の開志国際戦では、互いに1トライずつをきめ7-5で折り返した早稲田実業。後半最初にトライをきめ突き放すと、後半終了間際、相手が疲れてきたところを見逃さず連続トライで突き放し26-5で勝利。次の土佐塾戦ではキックオフから猛攻の連続で前半だけで試合を決める圧倒的な展開だった。

 

プール毎の勝敗表ならびに詳細データは こちら

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