17日、長野県・菅平サニアパークにて第8回全国高校7人制ラグビー大会が開催された。昨年は新型コロナ感染防止のため中止となったが今季は無観客で開催。この季節、熱い戦いが菅平に戻ってきた。大会公式プログラムには「今年の菅平はいつもの夏より熱くなる。今年の夏は、昨年の夏も背負っている」と記載されていた。全国の都道府県予選を勝利した47校と前回大会優勝した桐蔭学園を加えた48校が頂点を目指して予選プールを戦った。
1日目の17日は、12のプールに分かれ総当たり戦を行い順位を決めた。プール戦1位が2日目・3日目に行われるカップトーナメントへ進出。同じく2位はプレートトーナメント。3位はボウルトーナメントで戦う。
それでは各プールの戦いを振り返っていく。
プールA:佐賀工が京都成章に劇的な逆転勝利で首位通過。
花園でも上位校である、佐賀工と京都成章が入ったプールA。互いに札幌山の手に勝利し、迎えた直接対決。佐賀工業が試合終了間際に同点のトライを決め、さらに難しい角度のコンバージョンキックを井上達木(1年)が見事に決め、劇的な逆転勝利を収め、佐賀工業がカップトーナメント進出を決めた。