11月20日、秩父宮ラグビー場では関東大学対抗戦Aの全勝対決、帝京大学と明治大学の一戦が行われた。この試合で帝京大学が勝利すると、対抗戦の誘導が決まる。明治はここ数年「対抗馬」として見られているが、なかなか勝利することができていない。
この試合にむけてブレイクダウンを見直したという帝京大学は明治に対してフィジカル勝負で圧倒すると、フェイズを重ねると確実にゲインを切った。6分、FB尾崎晟也(3年)のトライで帝京が先制した。
明治はセットプレーが安定せず、特にラインアウトがキープ出来なかった。11分も、ハーフウェイ近くの明治ボールをラインアウトを帝京がインターセプトすると、そこからしつこくフェイズを重ね、最後はFLジョセファ・ロガヴァトゥ(1年)がトライ。SO松田力也のコンバージョンも決まって14−0とリードを広げた。