U20日本代表はこの世代における1部である「U20ワールドチャンピオンシップ」昇格をかけて、U20ポルトガルと対戦し、見事35-34と勝利し昇格を決めた。
前半2人を退場者を出し苦しい展開も、試合序盤からスクラムで優位にたち、後半リードを許した場面でもスクラムにこだわりペナルティートライを決めくらいついた。初の昇格を目指すポルトガルも粘りをみせ70分を過ぎリードの展開。勝負どころの73分。ジャパンは敵陣ゴール前でPKを獲得。福井翔大キャプテンが選択したのは「スクラム」。ゴール前でフェイズを重ね、最後はFB河瀬がゴール中央にトライを決め劇的な逆転勝利を収めた。
水間良武監督
「苦しい時間帯もありましたが日本国内外からのご協力、ご支援、ご声援が力となり勝利することができました。本当にありがとうございます。今大会のテーマは【HERO】で、ラグビーはもちろん、ラグビー外の面でもお互いに学び成長してみんなから愛され尊敬され憧れられる存在になる、ということでした。U20日本代表ファミリーとして選手28名・スタッフ11名の全員がお互いを信頼して責任を持ち役割を遂行した結果、HEROラグビーが完成して、来年度のチャンピオンシップへ昇格を決めることが出来ました。U20日本代表で学び成長したことを所属先、それ以外の場で発揮、共有してもらえれば、個人、チーム、日本ラグビーの強化、発展に繋がると信じています。9月から始まるワールドカップ日本大会に向けて日本代表を共に応援して大会を楽しみましょう」
ラグビーモメンタムは、ボールの軌跡を追いながら、試合全体を俯瞰的にレビューするコンテンツ。両者の攻防、80分の流れを見ながらもう一度80分を振り返る。(なお、図面に表示されている各マークについては下部の説明を参考にしていただきたい)
1ST HF