22日、「リポビタンDチャレンジカップ2024」イングランド代表は日本代表を52-17で勝利し、テストマッチツアーの初戦を白星で飾った。これからイングランドは、月曜日にニュージーランドへ向かいオールブラックスと2連戦に挑む。10番で先発したマーカス・スミスはその期待に応え、素晴らしいパフォーマンスを見せた。試合後の取材に応じ、日本戦のパフォーマンスと、所属するハレクインズとパートナーシップを結んでいる、三重ホンダヒートについても言及。日本のファンの期待をふくらませる発言も飛び出した。
――日本での試合
素晴らしい歓迎ぶりでした。この国に足を踏み入れて以来、私たち一行が受けた歓迎は驚くべきものでした。日本の人々は、私たちがこの国にいることをとても喜んでくれています。そして、私たちはこの国でプレーできたことをとても喜んでいます。
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――少し足を引きずっていましたね。
ちょっと足がつっただけです。ええ、かなり暑くてベタベタしましたからね。でもこの8日間は非常に恵まれていたと思います。次に向けてまた成長していけそうですよ。
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――今回、オーウェン・ファレルやジョージ・フォードがいない中でのツアーです。
キャンプは毎回まったく違います。常に新しい選手が来て、常に選手が変わっていくんです。自分はオーウェンやジョージからたくさんのことを学びました。そして今はフィン(・スミス)やスレイディ(ヘンリー・スレイド)、ファーブス(ジョージ・ファーバンク)から学んでいます。だから今を楽しんでいます。ツアー中は特別。世界中を旅して、新しい場所を見て、一秒一秒を楽しむことができれば、それは特別なことです。
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――最初の20分間は、相手のペースとコンディションに翻弄されましたね。あなた自身は、どのように試合をつかんでいったのでしょうか。
この試合がどのようなチャレンジをもたらすかについては、週の初めに何度も話したと思います。ワールドカップで日本代表と対戦したときも、非常に激しい試合でした。とても難しいチャレンジになると思っていました。
この試合がいかにフィジカルでスピードのあるものになるかは分かっていました。リーダーたちは本当に粘り強く、最初の10分から15分は本当によく話してくれました。そして、それはグループの功績です。私たちは何度もライン上でも互いにファイトし合いました。チャンスがあれば、それをものにすることもできました。そして、私たちは容赦なく実行しました。とても楽しい試合だったし、観客も素晴らしかったです。
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――50‐22のクロスキックでトライを取ったことについて少し話してくれますか?こういうプレーができたのはどうしてですか。それは一種のアイデアのようなもので、それを試すことになっていたのですか?
今の時代にプレーすることの利点は、すべてのカメラアングルを手に入れられること、たくさんの映像を見られること、そしてコーチ陣がその機会を私たちに与えてくれたことだと思います。ディフェンスをターンさせ、お互いに1対1をするために、ランニングラインに細心の注意を払いました。ミッチ(アレックス・ミッチェル)はオリー(・ローレンス)の背後の内側で本当にいい仕事をしてくれました。だから、あのボールを取れたことはとてもラッキーだったし、また次のポストを決めることができて楽しかったです。
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――今までの経験や年齢的な成熟によって、自分自身のキャリアの違う段階に入っているように感じますか?
それは自然なことです。18歳からキャンプに参加しています。先ほども言ったように、どのポジションにも素晴らしい選手がいて、多くのことを学びました。さっきも言ったように、このチームの一員であること、今イングランド代表でプレーしていることを、とても楽しんでいます。フィールドの内外で自分自身を楽しみ、チームのために自分の能力を最大限に発揮できることを祈っています。
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――ハレクインズがホンダヒートとパートナーシップを結んでいることもあり、ファンはあなたが日本でプレーしてくれることを期待しています。その可能性はありますか。
可能性は高いと思います。「ホンダヒート(日本語で)」とは非常に深いつながりがあります。日本のラグビーのレベルは本当に高く、常に向上しています。ですから、コーチたちはヒートのチームに参加して多くを学び、新しいアイデアを持ち帰りました。
![ミックスゾーンでの取材に応じるマーカス・スミス](/img/2024/0622/08c6c6dd8caeb2047a11be043d78dd1d_original.jpg)
ミックスゾーンでの取材に応じるマーカス・スミス
おそらく将来、選手たちも同じように参加すると思います。昨年2人のヒートの選手が私たちのチームと一緒に練習し、私たちのクラブにとても大きな印象を与えてくれました。残念ながら私は一度しか会ったことがないのですが、2人とも素晴らしい選手で、それ以上にナイスガイだったとチームメイトも言っていましたよ。
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