東海大仰星が2年ぶり4度目の日本一!今季3冠を達成 | ラグビージャパン365

東海大仰星が2年ぶり4度目の日本一!今季3冠を達成

2016/01/11

文●編集部


1月11日、東大阪市花園ラグビー場では第95回全国高校ラグビー選手権大会決勝、東海大仰星(大阪第1)と桐蔭学園(神奈川)の試合が行われた。仰星が優勝すれば2年ぶり4度目。桐蔭が優勝すれば5年ぶり2度目。ただ前回は両校優勝ということで初の単独優勝となる。祝日ということもあって会場には18,200人の観衆が訪れた。

先制したのは仰星。桐蔭が自陣ハーフウェイ付近でノックオンオフサイドのペナルティー。PKで22m付近へボールを運ぶとマイボールラインアウトからFWを中心にじっくりとフェイズを重ねる。迎えた16フェイズ目、LO横井達郎(3年)がトライ。SO岸岡智樹(3年)のコンバージョンも決まって7−0とする。

一方、桐蔭学園は自陣からでもキックを使わず、ボールを繋いで、キープしながら敵陣に攻めこんだ。すると7分、仰星がハーフウェイからやや自陣に入った部分でオフサイドのペナルティー。桐蔭・SH齋藤直人主将はショットを選択。約45mのPGを蹴りこむがややゴールに届かずスコアならず。

桐蔭・SH齋藤のPG

桐蔭・SH齋藤のPG

10分、桐蔭CTB齋藤大朗(2年)が自陣10m付近からビックゲイン。敵陣22m付近までボールを運ぶと仰星はノットロールアウェイのペナルティー。桐蔭は再びショットを選択。ほぼ中央付近のPGで齋藤が難なく決めて3−7とする。

しかし仰星も14分、敵陣22内側のラインアウトからモールでプレッシャーをかけ、再びFWでフェイズを重ね、5フェイズ目、キャプテンのFL眞野泰地(3年)が相手のタックルを交わしながらトライ。12−3とリードを広げる。

桐蔭もNO8栗原由太(3年)のゲインから、アタックがテンポアップ。さらにSH齋藤が22m内側へ切れ込みポイントをつくる。仰星がコラプシングのペナルティーを犯し桐蔭はラインアウトを選択。ゴール前数mの位置でFWで攻め込む。すると9フェイズ目、PR石田楽人(3年)がトライ、齋藤のコンバージョンも決まって10−12と追い上げを始める。

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