TJペレナラ入団会見―再び日本でプレー、リコーブラックラムズ東京「今回のオファーは『ノー』というのが難しかった」 | ラグビージャパン365

TJペレナラ入団会見―再び日本でプレー、リコーブラックラムズ東京「今回のオファーは『ノー』というのが難しかった」

2024/12/08

文●編集部


7日、リーグワン・リコーブラックラムズ東京に今シーズンから加入した、SHTJペレナラ(オールブラックス)が入団会見を行った。直前までNZ代表としてプレーした後、チームに合流した。2021年には、NTTドコモレッドハリケーンズでプレー。圧倒的なプレーでファンを魅了した。今回はブラックラムズでどんなプレーを見せてくれるのか。

TJ・ペレナラ

まずは僕と僕の家族を温かく迎えいれていただきありがとうございました。日本に戻って来られてとても嬉しいです!前回の日本の滞在もすごく素敵な思い出がたくさんあります。またこうやって日本に戻ってきて、今度は東京で過ごせることをすごく楽しみにしています。

早くチームメイトと練習をして、今日(ブラックラムズが)見せてくれたプレーにプラスできることを願っているのと、ファンのみなさんが誇りに思ってくれるようなエキサイティングなプレーを見せられたらなと思います。


――4年ぶりに、再び、日本でのプレーを選択した理由は?


日本に戻ってきた理由として、(前回)日本ですごくエンジョイできて、日本で戦ったラグビーもすごく楽しかった。前回、日本を離れた時、日本は絶対に戻ってきたい場所だなと思ったことと、(家族と相談して)子どもたちを若いうちは日本で育てていきたいねという話をしました。

TJペレナラ

TJペレナラ


――今回は東京のブラックラムズでプレーすることを決めた理由は


(ブラックラムズには)本当に素晴らしいチームメイトがいたり、これからチームが進んでいく道など、すべてを含めて、今回のオファーに関しては、すごくノーというのが難しかったかな。


――ライブで、ブラックラムズの試合を見ての感想は?


すごく良いプレーもたくさんあって、その中で、まだ改善していかなきゃいけない、成長させていけなきゃいけない部分もありました。この数週間で修正点を改善できるように、試合をレビューしていきたいが(開幕前の)リハーサルとしてはすごく誇りに思える良い内容だったと思います

マットソンHCと。

マットソンHCと。


――ブラックラムズに何をもたらしたいか?


まずチームがどうやってプレーしたいのか理解したいと思います。僕の仕事は今日チームが見せたパフォーマンスに自分がプラスできることと、インパクトを与えていければいいなと思います。ここまでやってきたことや達成していることはとてもスペシャルなものがあると思うので、自分らしく、チームに築き上げてきたものにプラスしていければいいなと思います。


――いつから試合に出られそうですか?


もう、今、プレーできる状態です。(※マットソンHC  次の試合でセレクションしたいと思います!)


――このブラックラムズの黒いジャージーを来た感想は?


すごく良い感じです。家族で日本に来ると決めたのは6カ月前ぐらいだったので、やっと来られました! 特別な感じがします。



――リーグワンで対戦したい選手を教えてください


SOリッチー・モウンガ(ブレイブルーパス東京)、FLサム・ケイン(東京サンゴリアス)、SHアーロン・スミス(トヨタヴェルブリッツ)です。ナギー(スミス)とは(敵として)対戦もしたし、同じチーム(オールブラックス)でもいっしょにやってきた。また対戦するのをすごく楽しみたいですが、試合に勝ってから話をすることができればいいな。また、今、ケガをしていると思うんですが、(レッドハリケーンズでチームメイトだった)CTBサミソニ・トゥア(浦安D-Rocks)です。彼と対戦したいですね。


――再び、日本に来て訪れたい場所などありますか?


行きたいところはたくさんがあるが、でも、もうすぐリーグワンのシーズンが始まります。僕の仕事は日本でラグビーをすることなので、そこにフォーカスしたい。その時がきたら、いろいろ行きたいと思うが、今はラグビーをしたい。
(※マットソンHC 北海道!)


――子どもの頃はどんな選手になりたいと思っていましたか? また子どもたちへのメッセージをお願いします。


ラグビーを始めたのは4~5歳からでした。ジョナ・ロムーになりたいと思いましたが、サイズや体重が足りなかったので方向転換をしました。まずは友だち、仲間とラグビー楽しむことですね。そうすると、そこで戦っていく気持ちも芽生えてきます。年齢が上がっていって、どんどんシリアスになっていきますが、その中でも僕が大事にしているモットーがあります。それは「一番、努力している選手が一番良い選手になる」で、それを一番大事にしてやってきました

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ