リコーブラックラムズ東京は18日、2勝目をかけてクボタスピアーズ船橋・東京ベイと対戦した。怪我人の影響で、10番にTJペレナラを先発。伊藤耕太郎を15番、高橋敏也を9番に置く布陣を敷いた。
リコーブラックラムズ東京 TJペレナラゲームキャプテン
今日の試合も高いレベルでプレッシャーをかけることができてそこから得点もできて、いいスタートが切れたんですけど、特に前半ディシプリンのところはちょっと残念でした。自分たちで相手にプレッシャーをかけさせるようなチャンスを与えてしまいました。
ペナルティからショットでスコアされているので、僕達としては前半のディシプリンの部分はレビューポイントになるかと思います。ただ、たくさんいいこともありました。今日の試合もそうですが、1勝4敗と結果はだせていないですけど、勝つチャンスはしっかりあったかなと思います。
これからしっかり振り返って、いいこともたくさんできているということをしっかり理解する必要があると思っています。そして、いいエフォートを続けた上でまた勝てるように積み上げていきたい。
――10番としてプレーする際にフォーカスしていたこと
一番は全員がちゃんとゲームに入りやすいようにすることで、ドライバーとしてチームを良いポジションにいれてあげたり、特定の選手にいいキャリーをさせてあげたりそういうことを考えながらやりましたし、すごく楽しめました。敏也も9番でいい選手ですし。イケ(池田悠希)もいいパフォーマンスを見せてくれました。そういう素晴らしい選手に囲まれてすごくやりやすかったです。
――後半相手陣に入って取れきれなかったのは
タンバイHCも言っていましたが、クボタがいいディフェンスをしたということは間違いないと思います。なぜこのチームが倒しづらいのかということを見せられたなと思います。
あとは、自分たちもアタックを長く実行し続けられなかった。クボタは長い時間ディフェンスしていても問題ない、そういう自信があるチームだと思うので、そういう相手に対して自分たちもしっかり長い時間アタックができるという準備をしなきゃいけなかったと思います。
リコーブラックラムズ東京 タンバイ・マットソンHC
TJの発言に近いですけども、結構いいエフォートを見せることができていたのに結果が出ないというのはすごく残念です。ボーナスポイントも取れん勝ったので本当に残念ですが、それでも選手たちを誇りに思っています。
彼らが見せてくれたエフォートや今日もすごくいいパフォーマンスをみせてくれた選手もたくさんいて、アウェイの中ですが、プレッシャーをかけれたんですけど相手もそれをうまく吸収したというか、クボタさんがしっかりチャンスを活かして、本当によりディフェンスをみせたと思います。すごくコネクションの強いオーガナイズされたチームだなと思いました。
今日は裏にキックを蹴り込まれてかなり苦しめられましたので、バイウィーク中は次のブロックに向けてそこはビッグフォーカスかなと思っています。
――TJペレナラ選手を10番に起用した理由は?
TJがプレーしたいというから、別に僕は使いたくなかったんだけど(笑)。先週、何人か怪我人が出てしまい、できるだけバックスリーを動かしたくなかった。安定させたかった。(伊藤)耕太郎もすごくいい10番で、今成長中ですけど、後ろを安定させたほうが大事かなと。
あとはSH(高橋)敏也もずっと辛抱強く待っていてくれて、経験のある9番ですし、TJもワールドクラスのコンペティターで、10番での経験もすごくあるので結構簡単なディシジョンでした。