日和佐篤(神戸スティーラーズ)「接戦じゃだめ。ちょっとずつ良くなってはいるけど、あともう半歩のところを突き詰めたい」 | ラグビージャパン365

日和佐篤(神戸スティーラーズ)「接戦じゃだめ。ちょっとずつ良くなってはいるけど、あともう半歩のところを突き詰めたい」

2025/02/17

文●編集部


15日、ジャパンラグビーリーグワン、コベルコ神戸スティーラーズは、3位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイとアウェイで戦った。前節2点差で東京サンゴリアスに敗れ迎えた今節、フィジカルバトルに対してどう勝ちきれるか注目された。

前半はスティーラーズがスピアーズを圧倒。前半3分にNO8サウマキアマナキをイエローカードで欠いたものの、その時間帯に1トライを決めてその後もアタアタ・モエアキオラ、船曳涼太と3つのトライを重ねて20-3と17点リードして後半を迎えた。

アタアタ・モエアキオラ

アタアタ・モエアキオラ


船曳涼太

船曳涼太


後半開始からスピアーズ側が「ボム・スコッド」を投入すると流れが一変。さらに逆光からハイボール処理に手こずりプレッシャーを受けてしまう。後半開始10分で2トライを失い5点差とされてしまう。
25分に自陣ゴール前ラインアウトからサインプレーを決められて立川理道に逆転トライを許し、さらに32分には自陣で手痛いペナルティを犯し、5点差とされる。それでも後半いい形で決定機を作るも仕留めきれず試合終了。20-25で前節に続き接戦をものにすることができなかった。チームは勝ち点19の6位とプレーオフ進出圏内をキープしているが現在7位の東京サンゴリアスとの差はわずか2点。5位~7位が勝ち点3の差でひしめいているだけに一戦一勝が求められる。

ここまで第4節を除いて6試合先発出場のSH日和佐篤に試合とチームの現状、自身のパフォーマンスについて試合後話を聞いた。

コベルコ神戸スティーラーズ SH日和佐篤

日和佐篤

日和佐篤


ーー前半チャンスを確実にものにしていった展開でしたが、後半はノートライでした。


キック処理のところでちょっと手こずったかなという印象です。テリトリー取られて大きいFWがゴリゴリというところと、やっぱり後半のメンバー、インパクトがあってチームにエナジー与えるメンバーが入ってきたのでそこも大きかったかなと思います。


ーークボタは後半インパクトプレーヤーがいるというのは予想されていたと思いますがその対応はどうでしたか?


敵陣でやりたかったんですけど、テリトリー取られてしまったキッキングゲームに負けてしまったというのが大きかった。


ーーうまくいかない時間帯でどうやってエリアをとっていこうと話をされていましたか


22mに閉じ込めたいとは思っていましたけど、日が眩しい状況でハイパントあげられて、そこでハンブルしてラックでプレッシャーかけられてと中々難しい状況で敵陣に入れなかったです。


ーー前節のサントリー戦に比べるとチャンスを確実にスコアに出来ていた場面がありました。これを80分継続するには


難しいですね。キックとランのバランスをもう少しよくしないといけないなというふうには感じています。


ーー後半チャンスが作れた時間もありました


いい形は作れていたんですけど、そこはミスだったので修正しないとですね。



ーー前節も2点差で接戦でした。ボーナスポイントは獲得できましたが


接戦じゃだめだと思っているんで。やっぱり勝たないといけないですね。


ーー先発が続いていますけど、ご自身のパフォーマンスはどうですか。


悪くないと思っています。


ーー今シーズンは長いですが


そうですね。体と練習のバランスを取っていきたいですね。基本的には全部参加しますし、一番走れるようにしているんですけど。体が動くうちは一生懸命やっていきたいなと思っています。


ーープレーオフに向けて


先を見ずに一つひとつ、1週間単位で準備して試合に向かうというところを継続して続けないとチームの波があると多分勝てないと思います。ちょっとずつ良くはなっていますけど、あともう半歩のところを突き詰めていけたらと思っています。

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