梅雨明け、猛暑の到来した東京で、大学選手権連覇を目指す早大が、シーズンに向けた準備のステージをあげた。
『あ、フルコンタクトだ、やっとだな』(早稲田大学・丸尾崇真主将)
最高気温が34度に達した8月5日の上井草。午後3時半から始まった練習は、まず人工芝グラウンドでウォームアップ。タッチフット式のボールゲーム、インターバルを取ったフィットネスメニューを終えると、グラウンドにタックルバッグが運び込まれた。
ダミーを抱えた選手を相手に、かなり強めのタックル。そして選手たちは隣の天然芝グラウンドへ移動。そこで始まったのはフルコンタクトしあうブレイクダウンセッションだった。