10日、大学日本一奪還を狙う早稲田大学は青山学院大学と対戦し38-8と開幕戦を快勝した。
チームを率いて2年目となる大田尾竜彦監督は試合後「試合を通じて規律が良かった。安心して見ていられた」と振り返った。チームを率いる、相良昌彦キャプテンは「今日の試合のテーマは「先手」、前半はイージーなミスが多く続き、結果トライが一個しか取れなかったことはあまりよくなかった。ただその反面、ディフェンス(は良く)ペナルティーの部分はすごく少なくて、前半は得点が取れない状態でも相手に逆転されない試合運びができたのはよかった」と話した。
早稲田大学 大田尾竜彦監督
――試合を振り返って
今日は、一番良かったのは試合を通じて規律が非常に高く、反則を3つですかね。ラインブレイクされるシーンもほとんどなかった。安心して見ていられたかな。セットプレーのところも、ピッチにいた選手たちももう少しアドバンテージができると感じていたと思うが、そこは駆け引きの中で、反則せずにいけたのでよかった。ブレイクダウンで課題は少し残るので、修正して筑波大戦に臨みたい。
――セットプレーについて
今の段階的には、春、夏とやってきて、そこそこ手応えはあるものの、やはり公式戦は違う。そこを今日初めて公式戦で新しいパックで組んでみて、ここからかなという感じ。伸びシロという意味では、まだまだあるのかなと思います。