10日、秩父宮ラグビー場で、第23回東日本大学セブンズが行われた。
当初は16校が参加する予定だったが、大東大、帝京大、日大、日体大の4校がコロナ陽性者の確認あるいは感染不安のために出場を辞退。12校による変則トーナメントで行われた。
この大会は過去、東海大が2009-2011年、筑波大が2012-2014年に3連覇。そして2017年から前回開催の2019年には明大が3連覇を飾っていた。
そして今回は明大が史上初の4連覇を達成。コロナ禍で大会が行われなかった空白の2年を含めれば、あしかけ6年の間、明大は関東セブンズの王座を占めていることになる。
RUGBYJAPAN365では、大会でひときわ輝いた選手7人を選出。ドリームセブンとして紹介する。
伊藤耕太郎(いとう・こうたろう、明大3年、國學院栃木)
本来主将の石田吉平がセブンズ日本代表合流準備のため欠場したため、3年生ながら主将を拝命。初戦の法大戦では先制トライなど1t3c、筑波大との決勝では2t1cをあげ、チームを牽引。伊藤宏明・セブンズ監督は「大会を通してのMVPをあげるなら耕太郎。フィジカルも強くなり、落ち着きもひと味違う。余裕を持ってリードしてくれた」と賞賛。