21日、熊谷ラグビー場では太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2023・熊谷大会が開催された。国内最高峰の女子セブンズのサーキット大会が今シーズンも幕を開けた。出場チームは昨年までのコアチームと昇格チームをあわせた16チーム。今季も4大会を戦い、総合順位を競う。大会2日目全18試合の模様を写真で振り返る。
第1日目の試合結果
1日目は4つのプールに分かれて総当り戦を行う。上位2チームが準々決勝進出することができ、他のチームは順位決定戦に進出する。
三重パールズ 12 -19 日体大
ディアナ 14 -14 ナナイロ
TKM 24 -14 アルカス熊谷
チャレンジ 21 -17 ルーヴ
ながと 49 -5 追手門VENUS
四国大 17 -24 日経大アマテラス
フェニックス 39 -5 PTS
RKUグレース 5 -22 アルテミスターズ
三重パールズ 38 -0 ディアナ
日体大 36 -14 ナナイロ
TKM 22 -17 チャレンジ
アルカス熊谷 19 -19 ルーヴ
ながと 40 -0 四国大
追手門VENUS 17 -15 日経大アマテラス
フェニックス 40 -5 RKUグレース
PTS 7 -14 アルテミスターズ
三重パールズ 26 -24 ナナイロ
日体大 39 -7 ディアナ
TKM 34 -0 ルーヴ
アルカス熊谷 19 -14 チャレンジ
ながと 31 -0 日経大アマテラス
追手門VENUS 14 -12 四国大
フェニックス 41 -0 アルテミスターズ
PTS 33 -5 RKUグレース
各プールの順位は以下のとおり
プールA:
1位 フェニックス
2位 アルテミスターズ
3位 PTS
4位 RKUグレース
プールB
1位 ながと
2位 追手門Venus
3位 日経大アマテラス
4位 四国大
プールC
1位 TKM
2位 アルカス熊谷
3位 チャレンジ
4位 ブレイブルーヴ
プールD
1位 日体大
2位 三重パールズ
3位 ナナイロ
4位 ディアナ
2日目全試合フォトレポート
1日目の結果をもとに2日目はトーナメントによる戦いが行われた。直近のトゥールーズ大会で最高位の5位となったサクラセブンズの選手たちも帰国後チームに合流し今大会に出場した。
準々決勝 ながと 36 -0 アルカス熊谷

サクラセブンズ・辻崎由希乃

サクラセブンズ・大谷芽生のトライ
準々決勝 三重パールズ 28 -14 TKM

TKM・鈴木彩夏

TKM・松永美穂

パールズ・齊藤聖奈

パールズ・保井沙予

パールズ・ジャネット・オケロ
準々決勝 日体大 47 -12 アルテミスターズ

日体大・堤ほの花通算100トライ

サクラ7s矢崎桜子のタックルに耐えてサクラ15向來桜子がトライ

日体大・松田凛日

アルテミスターズはなかなか自陣から脱出できず苦しい試合となった
準々決勝 追手門VENUS 5 -31 フェニックス

フェニックス、ケイトリン・シェイブ

ニア・トリバーはこの試合だけで3トライ

サクラセブンズの追手門・須田倫代の1トライに終わった

須田倫代とアロエシ・ナコシ

アロエシ・ナコシ
9位決定戦準決勝 チャレンジ 0 -19 ナナイロ

ナナイロ、ジラワン・チュトラクン

サクラセブンズ、中村知春

チャレンジ・杉本姫菜乃

サクラセブンズ・永田花菜のトライ

チャレンジ、大内田葉月

チャレンジチームはこの試合に敗れ今大会を11位で終了
9位決定戦準決勝 日経大アマテラス 7 -10 PTS

サクラセブンズ、PTS・梶木真凛

PTS・秋田若菜のトライ

日経大のみごとなラインアウト

日経大・サバナ・ボッドマン。この試合では何度もジャッカル。ディフェンスで存在感を見せた

日経大、テマレシ・ラヤシ
13位決定戦準決勝 ルーヴ 14 -17 RKUグレース

ブレイブルーヴ・中村紘子

ピート染谷瑛海vs麻田瑞月

RKUグレース・麻田瑞月

RKUグレース・金子茉樹

ルーヴ、後半5分にエマ・マシィがトライ

ルーヴ、さらに近藤帆夏もトライを決め14-17とするも

RKUグレースが接戦に勝利
13位決定戦準決勝 四国大 27 -24 ディアナ

ディアナ、アリーシャ・ウィリアムスの先制トライ

ディアナ、ンドカ・ジェニファ

ディアナ、佐藤優

ディアナ、草野可凜のトライ

四国大、後半の反撃、2分金島瑠奈のトライ

四国大、金島がコンバージョンを蹴らずに素早くリスタート。ディアナがペナルティーを犯しクイックスタートから南野温が劇的な逆転トライ
5位決定戦準決勝 アルカス熊谷 15 -29 TKM

アルカス、本間美月のトライ

アルカス、中澤佑衣
5位決定戦準決勝 アルテミスターズ 10 -29 追手門VENUS

須田倫代

追手門・吉本芽以

アルテミ・田代ひなの

追手門・村田彩乃

追手門・徳永結羽
準決勝 ながと 33 -15 三重パールズ

前半1分ジャネット・オケロのトライでパールズが先制

グレース・ククタイ

ライチェルvs保井沙予

ビアンカ・シルバ

大谷芽生が保井沙予を振り切りトライ

ナディーン・ルース
準決勝 日体大 19 -14 フェニックス

ニア・トリバーの足元に堤ほの花がタックルし前進させない

大黒田裕芽に対しても新野由里菜がタックル

松田凛日

新野由里菜

後半2分松田凛日が貴重な追加点

岡元涼葉

昨年総合優勝のフェニックスを日体大が勝利し決勝進出
9位決定戦 ナナイロ 27 -17 PTS

永田花菜

中村知春

ナナイロ・大橋聖香

梶木真凜、サポートする葛西杏奈と追う小笹知美。みんな代表選手たち

梶木真凛
13位決定戦 RKUグレース 29 -5 四国大

高井優花はこの試合2トライ

ダブルタックルで四国大の前進を阻むグレース

RKUグレース・堀尾結愛
5位決定戦 TKM 29 -7 追手門VENUS

TKM・小島碧優

ブレイクダウンの激しい攻防

前半終了間際に須田倫代がトライ7-12とする

角川穂乃花はこの試合2トライ

TKM・新原響

TKM・石田雲母
3位決定戦 三重パールズ 24 -14 フェニックス

保井沙予の2連続トライでパールズがリード

ジャネット・オケロも続いて、前半はパールズがリード

前半3トライを決められたフェニックスは7分、ニア・トリバーが独走トライを決め7-17で折り返す

古屋みず希のキックスキルを見せインゴールに向けてボールを蹴る

古屋みず季がそのボールを自らキャッチし勝負を決めるトライ

選手としても活躍したジャンナ・ヴォーンが新ヘッドコーチの初陣は3位という素晴らしい結果となった。
決勝 ながと 31 -0 日体大

ここまで強さを見せつけたながと

準決勝でフェニックスに勝利して決勝進出を果たした日体大

平野優芽のトライ

グレース・ククタイのトライ

ライチェル

ダブルタックルで日体大を自陣に釘付け

大内田夏月vs大谷芽生

藤崎春奈の突破

向來桜子

田中笑伊
1位 ながとブルーエンジェルス


MVPはブルーニー・キヴィット

2位 日本体育大学

3位 三重パールズ

4位 東京山九フェニックス

5位 YOKOHAMA TKM

6位 追手門学院大学Venus

7位 横河武蔵野アルテミ-スターズ

8位 アルカス熊谷

9位 ナナイロプリズム福岡

10位 自衛隊体育学校PTS

11位 チャレンジチーム

11位 日本経済大学 アマテラス

13位 RKUグレース

14位 四国大

15位 ブレイブルーヴ

15位 北海道バーバリアンズディアナ
